部門紹介

研究内容

最終更新日 : 2018年4月4日

研究紹介・特色

当研究部では、がん分子標的治療薬の開発サイクルを強力に推進できる基盤を築くことを目指し、ゲノム科学を活用した研究に取り組んでいます。ゲノム解析技術の進展によって、がん細胞や臨床検体における遺伝子変異や遺伝子発現等に関するゲノム情報が大量に取得されるようになり、様々なデータベースも構築され、かつ、日々更新される時代になりました。私たちは特に、大量の遺伝子発現情報を基軸として、バイオインフォマティクスを活用したがん分子標的治療に関する研究を行っています。具体的には、治療法開発に活用できる新しい分子標的の同定やそれを制御する薬剤の探索、代謝適応や薬剤応答性に関する遺伝子発現情報の取得とそのデータベース化、遺伝子発現情報を有効に活用するバイオインフォマティクス解析技術の開発等の研究に取り組んでいます。大きく「がん微小環境選択的な分子標的治療法の研究」と「遺伝子発現を基盤とした分子標的治療のゲノミクス研究」の2つのプロジェクトに分け、研究を推進しています。

研究内容目次

  1. がん微小環境選択的な分子標的治療法の研究
  2. 遺伝子発現解析を基盤とした分子標的治療のゲノミクス研究

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