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研究内容

最終更新日 : 2015年5月15日

研究内容目次

  1. テロメアとがん細胞の不老不死性
  2. ポリADP-リボシル化による細胞制御
  3. がん幹細胞の治療抵抗性と標的分子
  4. がんと脂質代謝
  5. 内分泌療法再燃がんの克服

内分泌療法再燃がんの克服

前立腺や乳房に発生するがんの多くは、それぞれアンドロゲン、エストロゲンと呼ばれる性ホルモンを頼りに増殖します。内分泌療法(ホルモン療法)はこれらのホルモン信号伝達を遮断することですぐれた制がん効果を発揮しますが、抵抗性を示すがん(耐性がん)が再発することが多く、根治療法を確立することが急務とされています。再燃前立腺がんではアンドロゲン受容体が独り歩きし、アンドロゲンの有無にかかわらず細胞増殖が盛んになります。抗がん剤で刺激しても細胞死のスイッチがうまく入らなくなっている場合もあります。私たちは、機能遺伝学やケミカルバイオロジーを駆使した探索系により、内分泌療法再燃前立腺がんの攻めどころを追求しています。さらに最近では、前立腺がんの再発そのものを抑えるべく、前立腺がん幹細胞(腫瘍起源細胞)を単離し、治療のための標的分子を探索しています。

前立腺がんの内分泌療法 前立腺がんの内分泌療法
アンドロゲン受容体シグナリングは、前立腺がんの主要な成因となります。アンドロゲンの働きを阻止する内分泌療法(ホルモン療法)が有効ですが、これを逃れて再発・転移したがんの予後は悪く、新療法の確立が必要です。

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