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最終更新日 : 2017年10月4日

当部は、分子標的薬の創薬をめざす企業のみなさまと、化合物評価を起点に積極的な共同研究を行っています。当部で行う化合物評価は、化合物について、差別化、標的予測など、開発上決定的な重要情報を提供しうる点において、高い評価を得ています。これまでに共同研究あるいは委託研究によって評価した化合物の中には、すでに臨床開発へ向かった事例もあります(研究業績論文#12ほか)。当部の化合物評価系は、具体的には以下の通りです。ご興味あればどうぞご相談ください。

がん細胞パネル(JFCR39)を用いたCancer Cell Informaticsによる化合物評価

・ 先行開発されている化合物との差別化
・ 標的不明の化合物について、分子標的を予測、同定
・ 被検化合物のin vivoゼノグラフトモデルによる抗がん活性を行うに際し、用いるべきがん(腫瘍)の選定
・ ターゲットオリエンテッドに開発された化合物について、標的特異性やオフターゲットのチェック
・ リードからの合成展開前後で標的特異性のチェック
・ 感受性因子探索など研究目的にかなうマテリアル(がん細胞株)のスクリーニング
など。

詳しくは以下の文献参照:
矢守隆夫. Cancer Cell Informaticsとケミカルバイオロジー. 蛋白質 核酸 酵素 2007;52(13):1690-5

皮下/同所移植ゼノグラフトモデルによる抗がん活性評価

・ 化合物抗がん活性の目的に応じた高次評価

連絡先

旦慎吾(分子薬理部 部長)
〒135-8550 江東区有明3-8-31
Tel:03-3520-0111(内線 5432) Fax:03-3570-0484
molpharm@jfcr.or.jp

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