がんに関する情報
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子宮腔内照射

子宮腔内照射

目次

Chapter.1: 子宮腔内照射とは

子宮腔内照射は、子宮内に治療用器具を挿入し、子宮の中から放射線治療を行う方法です。病巣近くにたくさんの放射線をあてることができ、直腸や膀胱などへの影響を少なくすることができます。
外照射と組み合わせることが多く、通常週1回、計4回程度行います。

Chapter.2: 治療の流れ

1.治療の準備

治療の当日までに、子宮の入口をひろげるための簡単な処置を行います。

2.治療当日

婦人科診察の体位になっていただき、治療用器具を挿入します。また、直腸への放射線の影響を調べるために、直腸にも器具を挿入します。器具を挿入する時に違和感や痛みがあるため、治療前に痛み止めの注射をします。挿入後は一般的に強い痛みはありません。器具内に放射性物質をいれて治療を行います。
治療が終了したら器具を外します。準備を含めて、治療が終了するまでには1時間から1時間30分程かかります。

Chapter.3: 治療後の生活

治療が終わった後は、生活に特別な制限は必要ありません。また、体内に放射性物質が入っているのは治療中だけなので、周囲の人への放射線の影響はありません。

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