がんに関する情報

ロボット支援手術

最終更新日 : 2018年7月6日

直腸がんに対する手術支援ロボット“ダ・ヴィンチ手術”が保険適用になりました

2018年4月、直腸がんに対するロボット手術が保険適用となりました。ダ・ヴィンチ・サージカルシステム(以下ダ・ヴィンチ)を使用したロボット手術は、これまで技術的に難しいと言われていた直腸がんに対する腹腔鏡下手術の欠点を補い、精密な手術ができるとして期待されています。

当院の山口智弘医師は、100例以上のダ・ヴィンチ手術を執刀しており(2012-2018年)、他院への手術指導も行っています。

ダ・ヴィンチ手術の特徴

3Dのフルハイビジョン画像で、約10倍に拡大することができるカメラ(腹腔鏡)を使用することで、手術部位の細かな解剖まで分かりやすくなりました。

ダ・ヴィンチ専用の鉗子(かんし)は、人間の手以上によく曲がり(多関節機能)、手ぶれしない鉗子を使用するため、狭くて深い骨盤の中でも、正確で繊細な手術が行えるとして期待されています。

患者さんのお支払いいただく費用は、腹腔鏡下手術と同じになります。

 

先端がよく曲がり手ぶれしない鉗子
動画1 ダ・ヴィンチの実際
動画2 ダ・ヴィンチを用いた縫合結紮

ダ・ヴィンチ手術の方法

ペイシェントカートとよばれるロボット本体に、カメラと鉗子を取り付け、約1cmの小さな創からそれらをお腹に挿入して手術を行います。術者は、サージョンコンソールに座り、遠隔操作でロボット本体を動かします。

ダ・ヴィンチ手術の歴史

1990年代に米国で開発され、2009年に日本で薬事承認されました。2017年12月末の時点で、日本では280台、世界では4271台のダ・ヴィンチが導入されています。日本では、2017年12月までに、直腸がんに対して1600人以上の患者さんがダ・ヴィンチ手術を受けられました。

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