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診療科・部門紹介
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遺伝子診断部

遺伝子診断部

最終更新日 : 2015年4月17日

遺伝子診断部とは|診療科の特徴と実績スタッフ紹介

遺伝子診断部とは

三木義男
三木義男
遺伝子診断部長
研究所遺伝子診断研究部長

遺伝子診断部は、先端的科学技術によるがんの革新的な分子診断の実践を目的としています。 遺伝子診療部との連携により遺伝性腫瘍の発症前診断を中心に先進医療を積極的に推し進め、遺伝性腫瘍診療の拠点としての機能を支えています。

また、一般がんに対しては、ポストゲノム時代を迎えた今、ゲノム科学を応用したコンパニオン診断の実践を目指しています。 さらに、臨床研究として遺伝子解析を行う医師の研究の実施あるいは補助を任務と考えております。

なお、遺伝子診断部は、2015年3月12日付でISO 15189「臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項」の認定を取得しました。これは臨床検査室の国際規格であり、認定を受けた臨床検査室の検査値は国際的に通用することを意味します。ISO 15189の認定を維持していくため、今後とも継続的な改善を図り、検査の質の向上に向けた取り組みを続けていきたいと考えております。

診療内容

手術材料を用いた体細胞解析

  • RAS遺伝子変異解析;進行性大腸がんなどにおける分子標的薬の適応の有無を調べます。
  • RAS遺伝子変異解析は、従来のKRAS遺伝子変異解析に替わり2015年4月より開始 しており、抗EGFR抗体薬の投与対象患者をより適切に判定することが可能となりました。
  • C-KIT変異解析;消化管間質性腫瘍における抗がん剤適応の有無を調べます。

  • シークエンサー
    (塩基配列決定)

  • DNA増幅装置

  • 遺伝子変異解析装置
    (Luminex) 

  • Genelyzer 701
    (HPV-typing)

子宮頚部前がん病変におけるHPV-DNA診断

  • HPVスクリーニング;子宮頚部から採取した擦過細胞を検体として、子宮頸部がんの発生に関与するハイリスクなヒト乳頭腫ウイルス(HPV)DNA感染を検出します。健診センターの女性コースとオプション検査、婦人科外来での検査を行っています。
  • HPV-DNAタイピング検査;組織診でCIN1,CIN2と診断された子宮頚部擦過細胞を検体として、13種のハイリスクHPVの型別診断をすることで婦人科外来でのフォローアップに役立てています。

各種プロジェクトの中継

  • がん研病院内のがん組織バンクとして、同意を得た患者手術材料の一部を将来の研究のために登録・保管しています。各種研究プロジェクトの中継点としての業務を行います。
  • 臨床研究実施の人的、技術的、知的補助を行います。
  • オーダーメイド医療実現化プロジェクト(文科省)の協力病院として、患者さんのご協力のもとに10年目を迎えました。専任のメディカルコーディネータ(MC)が患者さんからの情報収集を行っています。

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