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診療科・部門紹介
診療科・部門紹介

集中治療部

集中治療部

最終更新日 : 2018年4月12日

はじめに|診療体制|スタッフ紹介施設認定等その他

診療体制

■ 施設の概要

ベッド数約686床のがん専門病院の中にある10床のICU(特定集中治療管理料 3)です。救急科と集中治療の専門医資格を併せ持つ集中治療部の医師2名が専従して麻酔科と消化器外科の医師が専任する体制とし済生会中央病院の救急診療科医師(非常勤)、37名の専従看護師、専任臨床工学技士、管理栄養士、兼任薬剤師、兼任理学療法士、歯科医師及び歯科衛生士等の多職種で構成するチームによる安全で質の高い医療を提供する努力に務めています。

(多職種カンファレンス)
多職種カンファレンス

特徴

食道外科、肝胆膵外科、頭頸科での術後入室が80%を占める外科系ICUですが、2015年8月から集中治療部の医師を主軸とする院内救急医療チーム(Medical Emergency Team,MET)を立ち上げたことで院内救急等での緊急入室も増加しています。主疾患の管理は各診療科の主治医チームが行うOpen ICUですが病態に応じて2名のICU専従医師が治療方針の策定やベッドサイド処置、人工呼吸器の設定や管理、腎代替療法に参加して最善の治療を提供する努力に務めると共に多職種による早期離床・リハビテーションも実践しています。尚、当院では脳血管疾患や循環器疾患等に対する専門的な治療は自院だけで完遂することが出来ないため済生会中央病院や昭和大学江東豊洲病院等との病院連携で最善の治療を提供する体制としています。

(早期離床・リハビリテーション)
(早期離床・リハビリテーション)

診療実績

昨年度(2017/4/1~2018/3/31)は入室患者数1,083人、平均在室日数2.8日、平均稼働率107.8%でした。院内に透析室がないため腎代替療法が必要となった場合は全例をICUで治療していることも特徴で主治医チームとICU専従医師で治療方針を協議・決定して専任臨床工学技士が実務を担当しています。

(入室患者数の動向)
(入室患者数の動向)
(腎代替療法)
(腎代替療法)

院内救急医療チーム(Medical Emergency Team,MET)の紹介

2015年8月に現場からの要請に応えて立ち上げた院内救急医療チーム(Medical Emergency Team、以下MET)の活動も紹介させて頂きます。救急科専門医と集中治療専門医の資格を有する集中治療部の医師とICU看護師、臨床工学技士で構成するチームで、活動目的を@危機の発生を未然に防止しあるいは危機が発生した場合の被害を軽減するA院内急変が発生した部署における業務の中断を最小限にするとして発足から2年8ヶ月で合計731件の要請を頂きました。対応した事案の区分は入院患者516件、外来患者209件、職員6件で発生場所は病棟492件、外来169件、手術室6件、検査室50件、その他14件。要請理由は心停止8件、意識障害86件、呼吸不全135件、循環不全170件、腎不全50件、その他(治療方針の相談や手技の依頼等)288件。対応後の収容先はICU入室276件、一般病棟管理308件、帰宅37件、転院110件でした。MET開始後は全館放送をかけて手隙の職員の招集を必要とする院内救急の発症は減少傾向にあり当院で治療を受けて頂く方々に安全で質の高い医療を提供することに対して一定の役割を果たすようになってきました。しかしながら、様々な変化が組織文化に定着するには少なくとも5〜10年は必要と言われており、まつたけ(巻き込み、繋がり、助け合い)の精神で当院の職員がお互いに助け合う組織文化を醸成する一助になることも願いながらこれからも活動を続けていく所存です。

(MET活動状況)
(MET活動状況)

院内救急医療チーム(MET)

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