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診療科・部門紹介
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呼吸器センター

呼吸器センター

最終更新日 : 2017年11月13日

呼吸器センターとは|診療科の特徴|新患予約枠NEW!肺がんの手術を受ける方へ胸腔鏡手術とは診療実績スタッフ紹介

診療科の特徴

1.チーム医療の実践

呼吸器内科も呼吸器外科も日々の診療は、チーム医療を実践しています。

呼吸器内科では、8階の東西の病棟に入院患者さんが入院されています。それぞれの病棟の主治医と担当医が、毎日集まって病棟全体の患者さんの状態と治療方針の確認を行っています。

呼吸器外科では、毎日の朝晩の回診を外科メンバー全員で行っており、特に術後患者さんの状態の情報共有を行っています。すべての手術症例について、入院前に外科メンバーで確認し、診断と手術方法(アプローチと術式)の決定を行っています。

2.Cancer Boardによる治療方針の決定

Cancer Boardと呼ばれる検討会(呼吸器センターの症例検討会)では、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線診断科・放射線治療部・病理部・細胞診断部と多くの専門医が集まって診断・進行度の決定から治療方針の検討を行っています。この検討会で決定した方針は“がん研呼吸器センター”としての方針ということになり、外来担当医の個人的な見解が優先されることはありません。その結果を踏まえて、患者さんやご家族の気持ちを尊重しながら治療方針を決定しています。

3.数多い新患枠(紹介受診とセカンドオピニオンの枠)

呼吸器内科と呼吸器外科を合わせて1週間に37の新患枠(セカンドオピニオン含む)を確保しています。どちらの科の診察枠であっても、同じ様に胸部疾患(肺がんや縦隔腫瘍など)に対する診察や検査が受けられます。その検査結果を踏まえてCancer Boardで治療の方向性を決定し、治療する担当科へ転科するシステムになっています。

  • 呼吸器センターの新患枠(1週間に37枠)

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4.確実な診断

肺がんの診断については、気管支鏡検査・CTガイド下肺生検・リンパ節生検・外科的生検などから、個々の症例に最も適した確定診断方法を選択しています。また、肺がんのリンパ節転移診断に関しては、CT検査やPETCT検査などの画像検査だけに頼らず、腫大したリンパ節や治療方針決定に重要な部位のリンパ節に対しては、EBUS(超音波気管支鏡)で実際にリンパ節に穿刺を行い組織診・細胞診にて病理学的な診断を行っています。その結果、より適正な治療方針の選択が可能となっています。この気管支鏡検査も内科主導ですが外科と合同で実施しています。

5.十分な説明

原則としてすべての患者さんに病名告知を行っています。肺がんの患者さんに病名告知をしないで治療することはありません。Cancer Boardで相談した結果を踏まえて患者さんとご家族に十分な説明ができるように努力しています。呼吸器内科で化学療法を受けられる患者さんには、主治医からの説明のほかに病棟に常駐している薬剤師からの説明も行っています。呼吸器外科では、肺がんの手術を受けられる患者さんに小冊子『肺がんの手術を受ける方へ』を外来でお渡しして、少しでも手術に対する不安が軽減できればと考えています。

6.豊富な臨床試験

呼吸器センターでは、内科も外科も数多くの臨床試験に参加しており、実臨床のみでなく新たな治療方法の確立を目指すことも大切な使命と考えています。特に呼吸器内科では、新薬に関する数多くの臨床試験の実績があります。新規薬剤は、効果を期待している反面、毒性などのデータが十分でないこともあり、リスクとベネフィトについて十分な説明を聞いていただいてから、自由意思で参加を決めてもらっています。

7.同じコンセプトで行う肺がん手術(開胸手術と胸腔鏡手術)

腹部手術と同様に胸部の手術も内視鏡手術(胸腔鏡手術)の割合が増えてきました。胸腔鏡手術には、小さい創部からカメラを入れて、モニターの画面のみを見て行う完全鏡視下手術と、カメラだけではなく、少し大きめの創部から直接に手術野を見ながら行うハイブリッド手術に大別されます。当院の胸腔鏡手術は、完全鏡視下手術を選択しています。半世紀以上に亘って培われてきた開胸手術における肺がん手術の考え方(コンセプト)や手技を、胸腔鏡手術にも取り入れて行っています。その特徴は、ハサミを用いて鋭的にリンパ節切除(郭清)を行うことです。

8.病理部との緊密な連携

当センターでの治療方針を決める検討会(Cancer  Board)にも病理部と細胞診断部は必ず参加しています。また外科では、1週間の全手術症例の切除材料を毎週金曜日の午後に病理部と一緒に検討しています。臨床側から検索してもらいたいポイントを病理部に伝えています(毎週の切除標本検討会)。画像診断部の医師も参加して、画像と病理を詳細に対比することで診断精度の向上を目指しています。さらに詳細な病理学的検討を要する症例に関しては、肺臨床病理検討会を毎月開催し、Cancer Boardにかかわる多くの職種の医師が参加して、その場で議論を行っています。

 

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