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診療科・部門紹介
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乳腺センター

乳腺センター

最終更新日 : 2023年9月12日

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乳腺センターとは

乳腺センター長、乳腺外科・乳腺内科部長の動画メッセージ

乳腺センター長・乳腺外科部長  上野貴之
乳腺内科部長  野利実

診療内容

大野 真司
上野貴之
乳腺センター長
乳腺外科部長
がんゲノム医療開発部長

当センターは乳がんをはじめとする乳腺の様々な病気の診断と治療にあたっています。

有明の新病院では、従来分かれていた乳腺外科と化学療法科が、「乳腺センター」としてひとつになり、2012年からは名称も「乳腺外科」「乳腺内科」と改められました。さらに放射線治療が必要な場合には、放射線科医が乳腺センターに加わって診療することにより、病理医を含め様々な分野の医師がいつでも話し合いながら、乳がんの総合的な治療をよりスムーズに行えるようになりました。他の病院で治療を行っている方に対してはセカンドオピニオン外来を設け現在行っている治療や診断に関して時間をとって相談に応じています。

また、当センターでは患者さんのQOLを最大限に考慮して、形成外科との連携による乳房再建手術を積極的におこなっています。そして総合科のなかには腫瘍精神科があり、乳がんと診断された後の精神的なケアのためになくてはならないものとなっています。緩和ケア科、緩和ケア病棟も有明移転以降、新規に開設され、まだ決して十分な態勢とは言えませんが再発後の疼痛管理を中心に乳がんの診療に重要な役割を果たしています。

リハビリの指導については専門の理学療法士が、乳がん術後のむくみについてはリンパ浮腫外来にて乳がん認定看護師とセラピストが指導にあたっています。

診断

触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診、針生検、マンモトーム生検、外科的生検、乳管造影、乳管内視鏡、造影乳房MRI検査など

  • マンモグラフィは2015年1月より断層撮影も可能なトモシンセシス装置を導入しました。読影はこれまで通り、乳がん検診精度管理中央機構の読影認定試験でA判定を取得した医師により高精細モニターを用いた画面を見ながらの診断を行っています。触ることができない石灰化などが見つかった場合には専用のステレオ装置をもちいてマンモトーム生検を行っています。超音波で病変が確認できるときは超音波を見ながら病変に適した生検装置を用いて外来にて生検を行っています
  • 特殊外来として「石灰化外来(木曜)」「乳頭分泌外来(火曜)」「ハイリスク外来」も行っています。マンモグラフィで発見された石灰化や、乳頭からの分泌に対して、また遺伝性の乳癌のリスクが高い家族歴濃厚な患者さんに対しても、専門医による正確で効率的な診断をめざしています。

治療

乳がんの治療法は、大きく分けて3つあります。がんの状態に応じて1〜3を組み合わせて行います

  1. 外科治療(手術を主体とした治療)
  2. 薬物療法(抗がん剤、ホルモン剤などの薬剤を主体とした治療)
  3. 放射線治療(患部に放射線をあてる治療)

抗がん剤の点滴は、乳腺センターのすぐ前にある外来治療センター(ATC)で行います。

再建

  • それぞれの患者さんの乳がんの進行状況や広がり方によっては、治療の際に自然な形状の乳房を維持し温存することが難しいことがあり、その場合には形成外科との連携による乳房再建を積極的におこなっております。

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