スタッフ紹介
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| 平井 康夫 健診センター所長 |
土田 知宏 副所長 |
その他スタッフ
秋山 純子、加藤 薫、中山 耕之助、青木 兼実、鈴木 朋子、村上 奈央子、清水 貴子、
神田 理恵子、小石 彩、井出 佳美、市川 絵里
中島聰總 顧問、荷見勝彦 顧問、高橋 寛 顧問
メッセージ
わが国における男性のがん死亡数は、多い順に肺がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、膵臓がん、食道がん、前立腺がんです。女性では胃がん、大腸がん、肺がん、肝臓がん、乳がん、膵臓がん、子宮がん、卵巣がんの順番です。
がんは早期発見によりほとんどの症例で完治します。しかし、早期がんの発見には医師、検査技師の熟練度によって大きなばらつきがあるのも事実です。
健診センターでは、癌研に勤務する専門医が直接検査と診断を行う、がん健診では日本をリードする施設です。信頼できる施設での人間ドック受診をお勧めいたします。
協力連携部署
画像診断部、 消化器センター、 内視鏡診療部、 超音波検査部
臨床検査部、 核医学部、 乳腺科、 婦人科 、眼科
※ 健診センターは早期がん発見とがんの予防を目指して、以下の基本理念を掲げて健診を行っております。
| ミッション |
|---|
| 健診センターは、がんの早期発見に際立った健診プログラムにより、がんから身を守る。 |
| コア・バリュー | ||||
|---|---|---|---|---|
| 親切 | 正確 | 先進 | 連携 | 多様 |
Five “E”
- Extended kindness for the clientele
- Enough menu for the clientele
- Exact diagnosis
- Extraordinary idea
- Excellent cooperation
| ビジョン |
|---|
| われわれは、未来を担う理想の健診センターを目指す。 |
健診内容(ドックコース)
| 成 人 コース |
女性総合 コース |
女性専科 コース |
単 項 目 | |
|---|---|---|---|---|
| 内科検診 | ▼ | ▼ | ||
| 子宮・卵巣がん検診(細胞診・超音波検査・ HPVヒトパピローマウイルス検査) |
▼ | ▼ | ▼ | |
| 眼底・聴力検査 | ▼ | ▼ | ||
| 血液検査 | ▼ | ▼ | ▼ | ▼ |
| 喀痰検査 | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 便検査 | ▼ | ▼ | ||
| 心電図 | ▼ | ▼ | ||
| 上部内視鏡検査 | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 腹部超音波検査 | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 骨密度 | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 超音波検査(子宮・卵巣・甲状腺) | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 乳がん検診(マンモグラフィ・超音波検査) | ▼ | ▼ | ▼ | |
| 肺がん検診(肺ヘリカルCT)*1 | ▼ | ▼ | ▼ | ▼ |
| 大腸内視鏡検査(全大腸又はS状結腸) | ▼ | |||
| 前立腺 | ▼ | ▼ | ||
| PET検診 | ▼ | ▼ | ▼ | |
| MRI検査(卵巣) | ▼ |
▼セット検査
▼単項目選択可能
▼成人および女性総合コースにはPET検査を組み合わせたコースも用意しております。
| *1: | 心臓ペースメーカー装着されている方へ・・・CT検査で不具合が起きる可能性があります。そのためCT検査はペースメーカー部分を避けて撮影をいたします。また、ペースメーカー手帳を必ずご持参下さい |
健診日のご案内
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 (第1、3、5) |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
成人コース |
▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |||
女性総合コース |
▲ | ▲ | |||||
女性専科コース |
▲(午後) | ▲ | |||||
| 肺がん検診(肺ヘリカルCT)*1 | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |
| 甲状腺検診 | ▲ | ||||||
| 上部消化管内視鏡検査 | ▲ | ▲ | ▲ | ||||
| 腹部超音波検査 | ▲ | ||||||
| 大腸内視鏡検査 | (全大腸)*2 | ▲ | ▲ | ▲ | |||
| (S状結腸) | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |||
| 子宮・卵巣がん検診 | ★*3 | ★*3 | ★*3 | ||||
| 乳がん検診 | ★*3 | ★*3 | ★*3 | ★*3 | |||
| 前立腺がん検診 | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |||
| 骨密度 | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |
| PET検診*4 | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ||
| *1: | 心臓ペースメーカー装着されている方へ・・・CT検査で不具合が起きる可能性があります。そのためCT検査はペースメーカー部分を避けて撮影をいたします。また、ペースメーカー手帳を必ずご持参下さい |
| *2: | 全大腸検査はコース健診とは別の日になります。 |
| *3: | 午後からになります。 |
| *4: | PET検診は他の検査診と同日には出来ません。日程につきましては申し込み時にご相談申し上げます。 |
| *5: | 直腸・S状結腸内視鏡検査は、単独では行えません。 |
費用
ドックコース
| 成人コース(男女)*2 | ¥64,500 |
| 女性専科コース | ¥75,000 |
| 女性総合コース(一日ドック、二日ドックあり)*2 | ¥108,000 |
| PET・成人コース(二日間ドック) | ¥174,500 |
| PET・女性総合コース(二日間ドック) | ¥217,500 |
単項目検診
| 肺がん検診 | CT検診,喀痰細胞診*1 | ¥18,000 |
| 甲状腺検診 | 血液・甲状腺超音波検査 | ¥14,000 |
| 上部内視鏡検査 | 上部消化管内視鏡(鎮静剤使用 有料)*2 | ¥18,000 |
| ピロリ菌 抗体検査 | ¥5,000 | |
| 大腸内視鏡検査 | 全大腸内視鏡検査(事前面談必要)*2 | ¥25,000 |
| 直腸・S状結腸 内視鏡検査*2 | ¥8,000 | |
| 腹部超音波検査 | 肝・胆・膵・腎・脾臓、超音波検査、血液・尿 | ¥18,000 |
| 乳がん検診 | 乳房レントゲン,乳房超音波検査 | ¥13,000 |
| 子宮・卵巣がん検診 | 細胞診・超音波検査・HPVヒトパピローマウイルス検査 | ¥23,000 |
| (腫瘍マーカーを含めた場合) | ¥36,000 | |
| 前立腺 | 腫瘍マーカー | ¥6,000 |
| 骨密度 | 骨年齢・代謝 | ¥6,000 |
| MRI検査 (卵巣) | 腹部MRI | ¥20,000 |
| PET検診 | 全身のがん検診*3 | ¥126,000 |
| *1: | 心臓ペースメーカー装着されている方へ・・・CT検査で不具合が起きる可能性があります。そのためCT検査はペースメーカー部分を避けて撮影をいたします。また、ペースメーカー手帳を必ずご持参下さい |
| *2: | 内視鏡検査により病理組織検査を行った場合、その費用は保険適用となりますので、所定費用を別途ご請求させていただきます。 |
| *3: | PET検査はコースドックと同時にお申し込みされますと、料金110,000円になります。 (ただし、2日間の検査になります) |
◆料金は、当日に、クレジットカード(UC,VISA,JCB ほか)の一括払いで承ります。
◆キャンセル又は、延期については所定の料金を頂いております。
健診のキャンセルおよび延期料金について
健診日の前日を起算日として別表の通り申し受けます。受診者様のご都合で健診日延期の場合も同様です。
尚、下表の「キャンセル期日」とは、当センターの営業日・営業時間内にキャンセル(延期)する旨をお申しでいただき、確認したときを基準とします。
キャンセル期日 (健診日の前日から起算してさかのぼって) |
@下記コースドックのキャンセルおよび延期 A下記単項目検診のキャンセルおよび延期 |
| 健診日15日前まで | 無料 |
| 健診日の14日~8日前 | 健診料金の20% |
| 健診日の7日~2日前 | 健診料金の30% |
| 健診日の前日 | 健診料金の50% |
| 健診日の当日 | 健診料金の100% |
キャンセル期日 (健診日初日の前日から起算してさかのぼって) |
PET検診のキャンセルおよび延期 PET+コースドックのキャンセルおよび延期 |
| 健診日15日前まで | 無料 |
| 健診日の14日~8日前 | 健診料金の20% |
| 健診日の7日~前日 | 健診料金の50% |
| 健診日の当日 | 健診料金の100% |
お申し込み方法
予約制です。ご希望の方は健診センター受付、または電話、Faxにてお申し込みください。
| 平日: | 午前9:00~午後4:00 |
| 土曜日: | 午前9:00~正午(第二、第四土曜日は除く) |
| 電話: | 03-3570-0503 |
| Fax: | 03-3570-0504 |
| Faxでの申し込み用紙はこちら | |
結果の報告
1.健診の結果については、健診終了後2~3週間後にご本人に通知します。
2.健診の結果、異常が認められなかった方には、今後の定期的な健診の案内や健康管理のアドバイスを行います。
3.万一、病気の疑いがあれば、引き続きの精密検査や治療について、癌研究会有明病院の高度な先進的医療をご紹介いたします。
4.健診の結果、慢性疾患や生活習慣病については、当院総合内科あるいはお近くの医療機関(紹介状添付)での精密検査をご案内いたします。
多重がんプロジェクト

がんを一度治療したら、もう大丈夫?
がんの治療は、病巣部を外科的に、もしくは内視鏡的に切除することにより治癒します。しかし、がんの既往がある方は、同じ臓器の他部位や他の臓器にもできやすいことが知られています。同じ臓器に新しいがんが発見される頻度の高い臓器は、食道を始めとする消化管がん、頭頚部がん、泌尿器がんです。また、他の臓器と重複してがんが発見される頻度の高い臓器も消化管や頭頚部、泌尿器のがんです。 この様に、がんを一度治療したからといって安心とは言えません。治療した臓器だけではなく、他の臓器も定期的な検診を受けることにより、新たながんの発にも注意を向けることが肝心です。健診センターでは血液検査に加えて、肺(ヘリカルCT)、食道・胃・十二指腸(内視鏡検査)、大腸(内視鏡検査)、肝・胆嚢・膵臓(超音波検査)、腎・膀胱(超音)、子宮・卵巣(超音波検査)、乳腺(超音波検査・マンモグラフィー)、さらにPET検査などの最新の医療設備を整えて早期がんの発見につとめています。各検査の説明
上部消化管内視鏡検査(鎮静剤使用)

上部消化管内視鏡検査は、食道、胃、十二指腸を内側から直接見ることができる検査法です。
内視鏡検査に使用する器械は柔らかく、小指ぐらいの太さです。内視鏡の先端から明るい光をあてて、食道・胃・十二指腸の内部を鮮明に観察し、病変があるかどうかを調べます。 場合によっては、粘膜の表層の上部を採取して顕微鏡で細胞を観察する生検と呼ばれる検査を行うこともあります。生検は、内視鏡を通して小さな組織片を、なんの痛みも感じることなく採取できます。健診センターでは、熟練した内視鏡医が施行していますので、安心して検査が受けられます。これまでの実績は、毎年30例ほどの早期胃がんが発見されております。胃がんの発見率は0.93%で、全国平均の0.28%を大きく上回っています。また、2004年から2006年に癌研病院で内視鏡治療を施行した胃がん639例のうち、健診センターで発見された胃がんは63例です。その約30%が5mm以下の微小胃がんでした。早期に発見されれば、外科手術なしで治癒が得られます。大腸がん検診
大腸がんは著しく増加傾向にあります。がんによる死亡率は男性では肺がん、胃がんについで大腸がんが第三位となり、女性では大腸がんが第二位です。最近とくに日本で増加傾向にあるのはS状結腸がんです。直腸がんと併せると大腸がんの72%が直腸・ S状結腸に発生します。 |
| 健診センターでは大腸がんの早期発見のために、従来の便潜血検査と、直腸・S状結腸内視鏡検査(シグモイドスコープ)を併用することにより、大腸がんの早期発見に努めています。これまでの実績では、便潜血反応だけ発見された大腸腫瘍(10mm以上もしくは高度異型腺腫、がん)の拾い上げ率は0.8%であったのに対して、シグモイドスコープによる拾い上げ率は4%と有意に高率でした。 より早期の「がん」を発見するためには、より精度の高い検査が必要です。大腸がんは早期発見により完全に治すことができます。 *下剤など前処置なしの肛門から20cm~30cm位までの範囲の直腸・S状結腸内視鏡検査です。 全大腸内視鏡検査も行っております。この場合は事前処置が必要ですのであらかじめご相談ください。 |
肺がん検診
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通常の胸部レントゲン写真で見つかる肺がんは小さくても2センチぐらいですが、ヘリカルCTではそれよりも小さくて早い時期のミリ肺がんを見つけることが出来ます。 タバコを吸う人では、太い気管支の粘膜にもがんが出来ます。このがんは早期では、胸部レントゲンやCTに異常が見られませんが、たんの中からがん細胞を見つけることが出来ます(肺門部早期肺がん)。 このような早い時期に発見し治療すれば肺がんといってもまずなおります。 癌研健診センターではヘリカルCTと喀痰細胞診を主軸に肺がん検診を行っています。 |
PET(陽電子放射断層撮影)検査
一度の検査で従来の診断機器では難しかった1cm未満の腫瘍や小さなリンパ節転移を発見し、良・悪性の鑑別が可能です。(但し、消化管−食道・胃・十二指腸・大腸がんなどは内視鏡検査が早期診断にもっとも有効です。)
検査方法は、ブドウ糖の一部にポジトロン核種であるフッ素(18F)を付けた[F-18]-2-fluoro-2-deoxy-D-glucose(FDG)という陽電子を放出する放射性核種で標識した薬剤を注射して行います。がん細胞は、増殖するためにエネルギーのもとであるブドウ糖を他の細胞に比べ多く消費します。PET検査は通常の細胞の約3~8倍のブドウ糖を摂取するという作用を利用して細胞の活動状態を画像化する診断方法です。
もし体のどこかに「がん」があれば、静脈注射された「FDG」は病巣に多く集積して「がん」が画像になって現れます。
被爆量はCT撮影時と異なり、陽電子の撮影ですので、レントゲン写真2~3枚程度です。薬剤を静脈に注射する以外は、ほとんど痛みや不快感はなく、副作用の心配はほとんどありません。検査所要時間は約2時間程度です。ドックと併せた2日間コースとPET単独の検査も可能です。
「PET検査のご案内」(日本メジフィジックス株式会社)へリンク
卵巣MRI検査(磁気共鳴画像診断)
健診センターでは、より"がん検診"の制度を向上するため、MRI検査を検診プログラムとして導入しております。通常の検診プログラムで行う腹部超音波検査は非常に有効な検査ですが、卵巣は超音波検査での猫出が難しい場合がありますのでMRI検査の併用をお勧めします。特に婦人科検診における卵巣病変の早期発見には、MRI検査の併用によって"がん検診"精度の向上が期待されます。
MRI検査とは体内にある水素原子核から発生するごく弱い電波を受信して映像化します。装置の中心の筒状の穴の中に体を入れて、強い磁石と電波を使って、体内からの電波信号は、コンピューターによってデジタル画像に再構成されます。この時、病気の部分と正常の部分の水素原子核のふるまいの違いをコンピューターが画像の白黒として認識します。いろいろな角度から体の断面が撮影することができます。検査時間は、約20分~40分程度です。検査中は「トントントン」と木槌で気を叩くような連続音が聞こえますが心配はいりません。
健診実績
健診の使命は、がんの早期発見により、受診者をがんから守ることです。当センターのスタッフは、癌研究会有明病院に勤務するがんの専門スタッフが検査・診断しております。
健診センターで発見されたがんのうち、胃がん、乳がん、前立腺がんが特に目立って発見されています。
〔消化器がん〕
当センターでは、上部消化管がんの検診にはすべて内視鏡検査で対応しております。内視鏡検査は苦しいという理由で検査を敬遠する方もいますが、当センターでは少しでも苦痛のない内視鏡検査を目指しております。内視鏡医の日々の修練はもとより、ご希望により、鎮静薬を用いて検査を行っております。看護スタッフは、できるだけリラックスして検査を受けられるように努力しております。また検査中の安全面にも配慮して、循環動態のモニターリングのもとに内視鏡検査を行います。
内視鏡機器はオリンパス社製の高精細内視鏡装置を用いて、必要に応じて色素内視鏡検査や生検病理診断を併用しております。
がんは、より早期に発見することで、外科手術ではなく内視鏡治療で治療することが出来ます。
<食道・胃・大腸がん>
食道がん、早期食道がんの発見のためには、ルゴール(ヨード)を用いた色素内視鏡を施行しております。50歳以上の男性で喫煙と飲酒が習慣となっている方、飲酒により顔が赤くなる方は食道がんのリスクが高いので、積極的にルゴール染色を施行しています(表-1)。
<胃がん>
センターでこの4年間に発見された胃がんのうち97.6%(82/84例)は早期胃がんでした。がんが発見された場合は、消化器センターにて、適切な治療が行われます。早期胃がんのうち内視鏡治療の適応となる粘膜がんの発見は、早期胃がん全体の70%を占めており、早期発見により侵襲の少ない治療方法でがんを完治することができました。胃がんのほか、胃悪性リンパ腫やカルチノイドも早期に発見されており、高精細内視鏡検査により成果を挙げております表-1)。
<大腸がん>
大腸がん検診については、便潜血反応、S状結腸内視鏡検査(前処置なし)および全大腸内視鏡検査により対応しております。便潜血反応陽性者よりの大腸がん発見率は2.7%でしたが、陽性者のうち実際に精密検査を施行した42.2%しか全大腸内視鏡検査を受診しておらず、今後の課題です。
便潜血反応にかかわらず、大腸内視鏡を施行した症例では平均1.3%のがん発見率でした。このデーターからみると潜血反応の陽性がいかにがん発見に密接な関連があるかがわかります(表-2a.b)。
表-1 健診にて発見した悪性腫瘍(上部消化管)
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 計 | |
| 咽頭がん | 1 | 2 | 3 | ||
| 早期食道がん | 7 | 3 | 7 | 3 | 20 |
| 進行食道がん | |||||
| バレット食道がん | 1 | 1 | |||
| 早期胃がん | 15 (0.4) |
25 (0.6) |
26 (0.6) |
18 | 84 (0.55%) |
| 進行胃がん | 1 | 1 | 2 | ||
| 胃カルチノイド | 1 | 1 | |||
| 胃悪性リンパ腫 | 6 | 5 | 11 | ||
| 十二指腸悪性リンパ腫 | 1 | 1 | |||
| 十二指腸カルチノイド | 1 | 1 | |||
| Vater乳頭部がん | 1 | 1 | |||
| 計 | 30 (0.8 %) |
33 (0.7 % ) |
41 (0.9 % ) |
21 (0.4%) |
125 (0.75%) |
| 上部内視鏡検査(総数) | 3467 | 4149 | 4369 | 4672 | 16657 |
表-2a 下部消化管
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | ||
| 早期大腸がん | 7 (1.5) |
6 (0.9) |
1 (0.2) |
8 | 22 |
| 進行大腸がん | 2 | 2 | |||
| 直腸カルチノイド | 2 | 2 | 4 | ||
| 計 | 11 (2.4%) |
6 (0.9%) |
3 (0.6%) |
8 (1.7%) |
28 |
| 下部内視鏡検査 | 468 | 622 | 502 | 461 | 2053 |
表-2b 便潜血反応の結果と発見された大腸がん (1997.11~2007.3)
| IFOBT | 総数 | M Ca./29 | SM Ca./6 | 進行がん/11 |
| 陽性/陽性 | 76 | 6 | 3 | 7 |
| 弱陽性/陽性 | 21 | 2 | - | - |
| 陽性/陰性 | 369 | 8 | 2 | 2 |
| 弱陽性/陰性 | 93 | 6 | - | - |
| 陰性/陰性 | 1213 | 7 | 1 | 2 |
※ M Ca:粘膜内がん、SM Ca:粘膜下層浸潤がん
表-3a 消化器(肝・胆・膵)
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 計 | |
| 肝がん | 1 | 7 | 3 | ||
| 胆嚢がん | 1 | 1 | |||
| 膵がん | 1 | 2 | 3 | ||
| 腹部超音波検査 | 1857 | 2271 | 3186 | 3551 | 10865 |
| 計 | 1 | 2 | 2 | 2 | 7 |
〔甲状腺がん〕
甲状腺がんの発見には、甲状腺超音波検査が有効です。女性総合コースには甲状腺機能とともに超音波検査をおこなっております。超音波検査での発見は年間4例(0.5%)でした。またPET検査でも4例の発見がありました(表-3b)。
〔肺がん〕
肺がん検診は2006年までは胸部レントゲン検査と喀痰細胞診検査のみがドックコースに設定されており、ヘリカルCT検査はオプション項目でした。2007年よりは、すべてのコースドックにヘリカルCTを行っております。ヘリカルCTの導入により3例の発見がありました(表-3b)。
〔乳がん〕
乳がん検診は毎年3500名前後の方が受診しています。乳がんの発見率は毎年20例前後(0.5%)でした。当センターではマンモグラフィーの読影は、クラスAの専門医が2名でダブルチェックを行っており、高水準の精度の維持を図っております(表-3b)。
表-3b 頭頚・胸部
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 計 | |
| 甲状腺がん | 4 | 4 | 6 | 5 | 19 |
| 甲状腺超音波検査 | 622 | 957 | 1163 | 1378 | 4120 |
| 肺がん | 1 | 3 | 7 | 11 | |
| ヘリカルCT検査 | 327 | 492 | 3579 | 3982 | 8380 |
| 乳がん | 11 | 15 | 16 | 20 | 62 |
| 乳がん検診 | 2818 | 3464 | 4095 | 4215 | 14652 |
〔前立腺がん〕
コースドックでの前立腺がんの発見はPSA検査で異常値がでた場合、泌尿器科にて生検病理診断を行います。診断例は20例、PET検査時に行われるPSA検査で6例のがんが発見されました(表-4)。
〔子宮がん・卵巣がん〕
子宮頚がん・体がん検診として、通常の検査センターでは、細胞診は子宮頚部からのみ施行しているのが通例ですが、当センターでは子宮体部よりの細胞診も施行しております。また子宮頚がんと深い関連を持つヒトパピローマウィルス(HPV)検査を同時併用して、早期発見に努めております(表-4)。HPV検査は子宮頸がんを予防するHPVワクチン接種の有効性を判断するための有力な指標にもなります。
卵巣がんは検診で早期発見が難しいがんの代表です。当センターでは経膣超音波検査を全例施行し、オプションとしてMRI検査、腫瘍マーカー検査、PET検査といった高精度な検診が選択できます。
表-4 泌尿器・婦人科・他
| 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 計 | |
| 腎がん | 3 | 1 | 4 | ||
| 膀胱がん | 1 | 2 | 1 | 4 | |
| 前立腺がん | 3 | 14 | 3 | 6 | 26 |
| コース健診 | 1478 | 1877 | 1854 | 2363 | 7612 |
| 子宮体がん | 2 | 1 | 3 | ||
| 子宮頚がん | 3 | 2 | 5 | ||
| 卵巣がん | 1 | 1 | 1 | 3 | |
| 総合・婦人科検診 | 1178 | 1598 | 1614 | 2177 | 4390 |
| 悪性リンパ腫 | 1 | 1 | |||
| 転移がん | 1 | 6 | 1 | 8 |
〔PET検査〕
PET検査での悪性腫瘍発見率は1.4%でした。主にがんの転移病巣(食道がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、子宮がん)の発見が30%でした。その他甲状腺がんや大腸がんが発見されました(表-5)。
PET検査が無効であった症例19例認めました。これらの症例は早期胃がんや前立腺がんの症例でした。PET検査とコースドックを組み合わせることにより、3.3%のがん発見率でした。PET検査だけではなく成人ドックや総合ドックを一緒に受けることにより、より多くの早期がんの発見が可能であることを示しています(表-6)。
表-5 PETにて発見した悪性腫瘍
(PET健診 平成15~20年12月 1865件)
| 下顎歯肉がん転移 | 1 | 前立腺がん | 2 |
| 甲状腺がん | 8 | 前立腺がん転移 | 1 |
| 食道がん転移 | 1 | 卵巣がん | 1 |
| 胃がん | 1 | 子宮頚がん転移 | 1 |
| 胃がん転移 | 1 | 子宮体がん転移 | 1 |
| 大腸がん | 2 | 乳がん転移 | 1 |
| 大腸がん転移 | 1 | 悪性リンパ腫 | 1 |
| 膀胱がん | 1 |
計 26病変
悪性腫瘍発見率 1.4%
表-6 PET陰性所見であった悪性腫瘍
(PET健診 平成15~20年12月 1865件)
| 病変 | 症例数 | 有効検査 |
| 甲状腺がん | 2 | 甲状腺超音波検査 |
| 早期胃がん | 3 | 上部内視鏡検査 |
| 十二指腸カルチノイド | 1 | 上部内視鏡検査 |
| 肝がん | 1 | 腹部CT検査 |
| 前立腺がん | 6 | PSA検査 |
| 子宮体がん転移 | 1 | 腹部CT検査 |
計 14病変


大腸がんは著しく増加傾向にあります。がんによる死亡率は男性では肺がん、胃がんについで大腸がんが第三位となり、女性では大腸がんが第二位です。
