医療安全体制の監査について

最終更新日 : 2017年10月5日

平成29年度

第1回医療安全監査委員会

1.開催日時 : 平成29年9月7日(木) 9:30〜11:30
2.開催場所 : がん研究会有明病院 会議室
3.出席委員:
委員長 遠山信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター教授)
外部委員 大滝恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター准教授)
外部委員 瀧澤邦夫(医療を受ける者)
内部委員 關根今生(がん研究会有明病院 循環器内科医師)
内部委員 斎藤彰一(がん研究会有明病院 消化器内科医師)
  
4.がん研出席者:
医療安全管理責任者 横田美幸(がん研究会有明病院 副院長)
医療安全管理部長 長田 理(がん研究会有明病院 院長補佐)
医療安全管理者 布施卓美(がん研究会有明病院 看護師長)
インフォームド・コンセント責任者 笹平直樹(がん研究会有明病院 肝胆膵内科部長)
オブザーバー 山口俊晴(がん研究会有明病院 病院長)
オブザーバー 櫛山 博(がん研究会有明病院 病院本部副本部長)
オブザーバー 甲斐幹敏(がん研究会 CCO)
幹事 山崎周士(がん研究会有明病院 総務課長)
幹事 高橋弘子(がん研究会有明病院 総務課)
5.監査の内容 :
  1. 前回の指摘事項に関する当院の取り組み状況について
  2. 各診療科が実際に使用しているインフォームド・コンセントの承諾書の書類について
  3. 厚生局・東京都立入検査(7月12日実施)ヒアリング事項について
  4. 平成28年度医療法改正(特定機能病院の医療安全体制に関わる事項)に伴う当院の対応状況、及び、医療安全管理指針の変更について
  5. インシデント・アクシデント報告状況について
  6. レベル3b以上事例について
6.監査結果・監査委員からの講評 :
  • 前回の医療安全監査委員会での指摘事項に対する当院の取り組み状況について、良く取り組まれていた。今後も継続的に取り組んで頂きたい。
  • インフォームド・コンセントの際の同席者について、2名以上でのインフォームド・コンセントが望ましく、かつ、医師以外の他職種(できれば看護師)での同席をお願いしたい。
  • インフォームド・コンセントの際に用いた説明用紙の記録については、カルテに保存(又は、記録)して頂きたい。
  • インフォームド・コンセント後の患者・家族の反応についてカルテの記録に残して頂きたい。
  • インフォームド・コンセントを実施する時間帯について、できれば外来での実施等、時間的な余裕を持って実施して頂きたい。尚、実施にあたり、がん研の忙しい状況を鑑み、周術期センター等の体制整備に期待したい。
  • 同意書の書式について、患者にわかりやすい言葉、図式等の書面を用いて説明頂きたいが、書式の整備が追い付いていない診療科も見受けられたため、整備をお願いしたい。
  • 法的な観点より、共通書式で作られた同意書のテンプレートはたいへん素晴らしいが、今後は、運用にも力を入れて頂きたい。
  • インフォームド・コンセントの内容について、患者・家族・医師・看護師等の関係者の中で、より一層、情報共有ができるようにお願いしたい。
  • 厚生局・東京都立入検査結果報告について、特に問題は見当らなかった。
  • 平成28年度医療法改正に伴う当院の対応状況、及び医療安全管理指針の変更について、特に問題は見当らなかった。
  • インシデント・アクシデント報告状況について、前回の監査委員会(平成29年2月)で、軽微なインシデント・アクシデント報告が少ないと指摘させて頂いた。指摘後、報告総数はおよそ月400件前後から月500件前後へと、全体の数は増えてきたが、増えたのはレベルUであり、レベル0〜Tの報告の割合は増えていないため、もう少し増やして頂きたい。
  • レベル3b以上事例について、高度の侵襲的な手技・治療を行っているがん研の特徴としてやむを得ない部分はあるが、同じことが起きないように、今後、取り組みを継続して頂きたい。
  • 以上