部の紹介
ヒトがんはヒト個体内において多段階の過程を経て発生するが、その各ステップには、各種のがん遺伝子やがん抑制遺伝子の変異が深く関与している。近年、数多くのがん関連遺伝子が単離されているが、細胞生物部では、ジーンターゲティングを始めとするマウス発生工学の各種の先進的手法を、世界に先駆けて開発し、これを用いて、マウス個体内の、がんが発生する組織・細胞における、がん関連遺伝子の機能を解析することにより、発がんの分子機構を明らかしてきた。さらに、その過程で樹立された変異マウスのいくつかは、格好のヒト発がんモデルマウスとなっており、これらを用いて、発がんプロセスを正に負に制御する機能を有する遺伝子群の同定や薬物の探索も行っている。
研究内容
- Wntシグナルの機能解析
- 発がんにおけるWntシグナルの役割の解明
- がん発生過程におけるがん関連遺伝子の機能解析
- マウスPatched1遺伝子の機能解析とヒト腫瘍モデルの構築
- 哺乳類の発生におけるPOU転写因子群の機能解析








