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【がん研セミナー(2月5日)のお知らせ「最先端タンパク質医化学による次世代がん診断技術の開発」植田 幸嗣 博士(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 ファンクショナルプロテオミクスセンターゲノム制御医科学分野・特任准教授)】

2015年01月26日

がん研セミナー(2月5日)のお知らせ

 

演題:最先端タンパク質医化学による次世代がん診断技術の開発

 

演者:植田 幸嗣 博士(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 ファンクショナルプロテオミクスセンターゲノム制御医科学分野・特任准教授)

 

日時:2015 25日(木)11:00-12:00

 

場所:吉田講堂

 

連絡先:広田 亨(内線5251

 

抄録:

近年、最先端の分子生物学に基づくがん治療薬・診断薬の開発と実用化が急速に進展し、がん臨床において大きな成果をもたらしていると共に、今後もそれらのがん医療における重要性は一層増していくと考えられる。一方で、新規分子標的薬の開発プロセス、作用メカニズム、品質管理基準は高度に多様化、複雑化しており、異なる学術分野の融合や産学官医の統率が取れた連携、バイオバンクの利活用など、次世代のがん創薬研究には様々な研究基盤の統合も必要とされている。こうした背景から、我々はこれまで多検体質量分析技術開発を基盤としてバイオバンクジャパンなど省庁リーディングプロジェクトとも連携して難治癌新規診断薬・治療薬開発を実施してきた。翻訳後修飾、インタラクトーム、融合タンパク質解析などゲノム研究から創薬への橋渡し支援も国内外2500サンプル以上実施してきた実績がある。上記研究成果の一部は民間受託検査企業での実用化や、新薬の臨床試験へと繋がっている。今後は糖鎖サブタイプ分析による高特異度腫瘍マーカーの開発や、Circulating Exosomeによるリキッドバイオプシーの開発を主軸に研究開発を行う。さらに、異分野(トランスオミクス)異業態(産学官医)の連携を推し進めて多角的ながん基礎研究、TR研究を実施し、アカデミア主導のがん創薬環境をさらに充実させてゆく活動も主導していきたい。

 

*外部の研究者のご来聴を歓迎いたします。尚、本セミナーの内容は専門的であり、

医学・生物分野の研究に携わる方を対象としております。

 

 

 

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