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竹内賢吾分子標的病理プロジェクトリーダーが、第4回「後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞」を受賞しました

2016年06月09日

分子標的病理プロジェクトリーダーの竹内賢吾博士が、この度、第4回「後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞」を受賞しました。

選考理由 : 竹内賢吾博士は研究協力者とともに、肺腺癌でEGFRに次いで頻度の高いドライバー遺伝子変異であるEML4-ALKの融合遺伝子を発見するためのスクリーニング法を開発した。免疫染色法と独自に設計されたプローブを用いたEML4-ALK融合遺伝子の診断法を開発し、多数の患者での検査を可能としました。また、竹内賢吾博士は肺腺癌における、その他のドライバー遺伝子であるRET,ROS1の遺伝子変異を同定したが、この遺伝子変異を有する肺癌患者は、新たな分子標的薬による治療の恩恵をうけることとなりました。

対象論文 : RET,ROS1 and ALK fusions in lung cancer.(Nature Medicine,2012;18:378-381.)

尚、授賞式は6月8日(水)在日フランス大使館にてティエリー・ダナ フランス国大使ご臨席の下にとりおこなわれました。

 

公益財団法人 後藤喜代子・ポールブルダリ癌基金協会

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