がん研究会について

臨床研究

最終更新日 : 2017年7月4日

がん研有明病院で手術・検査を行った患者さんの試料等の研究への利用に関するお知らせ

がん研有明病院で治療をされた患者様へ

1.試料等を活用させて頂く仕組み


がん研究会は、研究成果を将来の医学への発展につなげ、患者さんの診療に還元することを目指しています。そのため、がん研有明病院において手術を受けられる患者さんには、手術の説明・同意の際に、診療の目的で採取した試料の余りを、遺伝子解析研究を含む医学研究に利用させて頂いてもよいかお尋ねしております。研究には、原則として上記のように、ご説明した上でご同意を頂いた患者さんの試料等を利用いたします。(研究ごとに患者さんご連絡を差し上げることはしておりません。)
医学研究への利用にご同意頂いた場合、研究に使用させて頂く必要性が非常に高いと判断された試料については、政府により示された指針「疫学研究に関する倫理指針」「臨床研究に関する倫理指針」「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」等に基づき、がん研究会の臨床研究倫理審査委員会をはじめ複数の委員会で承認を得た上で、試料等を研究に使用させて頂きます。

このような医学研究への利用に関するご説明を開始する以前に、がん研有明病院を受診された患者さんの場合、あらためて全ての方にご連絡を取って説明し、回答を頂くことは極めて困難です。そこで、診療目的で採取した試料等の余りをがん研究会で保管していた場合、上記と同様に、がん研究会の複数の委員会で承認を得た上で、試料等を研究に使用させて頂きます。

  • 試料等とは、血液、組織、細胞、体液およびこれらから抽出したDNA等の遺伝情報ならびに、診療情報を含みます。

2.ご自分の試料等を研究に使用して欲しくないと思われる場合

“研究への利用を拒否しても、診療に影響することは決してありません”

いったん研究への協力にご同意を頂いた場合でも、いつでもその同意を取り消すことができます。同意撤回の意思表示をされた場合には、試料等を廃棄したり、データを削除いたします。

また、研究への利用に同意を頂いていない試料等を使用する場合、患者さんやご家族のご意向をうかがう機会を保証するため、保管されている試料等を利用する研究の一覧を下にお示ししております。もし、ご自分の試料等が遺伝子解析研究を含む医学研究に利用されている可能性があり、研究への利用を拒否したい場合は、お手数ですが、主治医もしくは医療スタッフ、研究責任者にご相談・ご連絡ください。もし、研究に利用されていることが確認された場合には、すみやかに試料やデータを廃棄いたします。

  • ただし、個人情報保護の目的で、試料等を個人が特定できない状態で保管している場合や、既に研究成果が学会や学術雑誌、公的なデータベース等で発表・公開されている場合には、試料やデータを廃棄することができない可能性があります。(公表されるデータには、患者さんの個人情報は含まれておりません。)
現在行っている既存の試料を用いた遺伝子解析研究の一覧
研究課題名 研究期間 研究責任者
後天的ゲノム修飾のメカニズムを活用した創薬基盤技術開発PDF 2015年3月31日 野田哲生
リンパ腫患者におけるトキソプラズマ抗体価の意義PDF 2013年10月31日 竹内賢吾
治療標的となる新規融合型キナーゼの同定PDF 2013年3月31日 竹内賢吾
次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム
がん臨床検体の統合的ゲノム・エピゲノム解析
PDF
2016年3月31日 森 誠一
次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム
分子プロファイリングによる新規標的同定を通じた難治がん治療法開発
PDF
2016年3月31日 山口俊晴
  • 研究期間は変更になる可能性があります。

研究への協力を取り消したいと思われる場合は、お手数ですが、主治医もしくは医療スタッフ、該当する研究の責任者にご相談・ご連絡ください。

3.その他、研究に関するお知らせ

  • 試料等は、個人情報を厳重に保管し、暗号化された番号のみを用いますので、個人情報が外部に漏洩することはございません。
  • 得られた解析結果や遺伝情報は、個別にお伝えしておりません。
    研究には時間がかかり、今すぐには診療に役立てることができないため、個別に解析結果はお知らせしない予定です。ただし、研究成果を学会や学術雑誌、公的なデータベース等で発表・公開することがございます。その際、あなたの個人情報は決して公表いたしません。
  • 研究成果をもとに特許権など知的財産が生じた場合、その権利は国や研究機関などに属します。

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