比較腫瘍学常陸宮賞について


 比較腫瘍学常陸宮賞は、常陸宮正仁親王(常陸宮殿下)の60才のお誕生日(平成7年11月28日)と長年に亘るがん研究へのご献身を記念すると共に、がんならびに関連する研究の奨励を図るために、公益財団法人がん研究会により設置されたものである。比較腫瘍学常陸宮賞委員会がその運営に当っている。

 常陸宮殿下は、学習院大学をご卒業後、東京大学理学部動物学教室において生物学をご研究になられ、昭和44年6月より公益財団法人がん研究会がん研究所において客員研究員として、初期には化学発がん、次いで下等脊椎動物(特に魚類と蛙類)の腫瘍のご研究に長年従事された。殿下は1970以来日本癌学会の会員、また1977年以来アメリカ癌学会の会員であり、40以上の英文論文を世界一流の専門誌に発表されている。平成13年(2001年)1月には、がん研究会名誉総裁に推戴された。

 比較腫瘍学常陸宮賞は、殿下のご研究分野である比較腫瘍学ならびにこれに関連する研究分野の優れた研究に授与される。この研究分野は、がんならびに生物学研究の基礎をなす重要なものであり、一層の進展が期待されている。

比較腫瘍学常陸宮賞の運営


比較腫瘍学常陸宮賞牌
常陸宮家のご紋とお印の黄心樹(おがたまのき)を図案いたしました。
地金は銅仕上げで、文様はご紋と賞は金です。

趣 旨 常陸宮正仁親王殿下の長年に亘るがんのご研究を記念するとともに、がんならびに関連する研究の奨励を図る。
設 置 平成7年11月28日常陸宮殿下の満60才のお誕生日を祝して設置する。
名 称 (和文名) 比較腫瘍学常陸宮賞
(英文名) The Prince Hitachi Prize for Comparative Oncology
授賞分野 比較腫瘍学ならびにこれに関連する分野
受賞者 授賞分野の研究において優れた業績を挙げ、学術の進歩に貢献をした研究者(原則として1名)
授賞者 公益財団法人がん研究会 比較腫瘍学常陸宮賞委員会
構 成 有識者より成る委員で構成し、本委員会の下に選考委員会および基金委員会を置く。
所在地 東京都江東区有明3-8-31 公益財団法人がん研究会
選 考 内外の関係学術機関・団体および有識者からの推薦に基づいて選考委員会が選考し、比較腫瘍学常陸宮賞委員会が決定する。
顕 彰 受賞者には、比較腫瘍学常陸宮賞 賞状、賞牌(メダル)、花瓶および賞金100万円。(受賞者複数の時は等分)を授与する。
授賞式 受賞者(夫妻)を招いて、毎年の春、東京で行う。
基 金 本賞のため委員会の中に基金委員会を置き、寄付金による特別基金を設ける。
備 考 本賞の設置は、公益財団法人がん研究会定款、第2章第4条第7号(優秀なる業績に対する表彰)に基づく。

更新履歴

2014.8.1 サイトを公開しました。
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