ボランティアコンサート
2011/6/16(木)17:00〜 (ホスピタルストリートにて)
『バイオリン&ピアノ"夢"コンサート』(根津昭義様・理恵子様)
梅雨空の蒸し暑い陽気の中、ホスピタルコンサートに出演してくださったのは、永年NHK交響楽団でご活躍のバイオリン奏者の根津昭義さんと、お嬢様でピアニストとして国内はもちろん、海外でもご活躍の根津理恵子さんです。理恵子さんはお昼にも演奏会があり、演奏会を終えられて、その足で有明まで駆けつけてくださいました。
2年前にも、根津さんのバイオリンとピアノの指導者としても有名でいらっしゃる奥様の栄子さんによる夫婦共演でコンサートをしてくださり、素敵な演奏を聴かせてくださいましたが、今回は親子での共演となり、ホスピタルストリートは患者さんやご家族であふれるほどの方にお集まりいただきました。
前回のコンサートでは、"愛"をテーマにしたコンサートをしてくださいましたが、今回は、"夢"をテーマに、マスネー/タイスの瞑想曲、バッハ/無伴奏パルティータ第3番より「前奏曲」、「ガヴォットとロンド」、ショパン/ノクターン遺作、英雄ポロネーズ、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼンの4曲を演奏してくださいました。
演奏を聴いて涙ぐまれる患者さんもいらっしゃるほどで、コンサート終了後には、楽屋まで患者さんやご家族が駆け付けてこられる方もいらっしゃいました。
バイオリンとピアノの素晴らしい音色に、いつにも増して大盛況の、感動的なコンサートとなり、コンサートのタイトル通り、入院生活中の患者さんにとっても、ひととき、夢のような世界を味わうことができたように感じました。
お忙しい中お越しくださったお二人に、心から感謝しています。ありがとうございました。