6月は、Piano Duoのお二人をお迎えしてコンサートを開催しました。ホスピタルコンサートでは、これまでも沢山のピアニストの方がお越しくださっていますが、ピアノの連弾は珍しく、また若くて素敵なお二人のピアニストさんということもあって、多くの患者さんやご家族が集まってくださいました。

Piano Duoのお二人は、国立音楽大学在学中に出会い、クラスメイトとして４年間勉学に励まれて、卒業後はそれぞれの音楽活動を行いながら１年に数回お互いの音楽経験を生かしたミニコンサートなどを開催されています。一昨年には東京湾花火大会のイベントクルーズでピアノDuoとしてライブを行われたり、横浜の花火大会などでも演奏活動を行っているそうで、クラッシックからポピュラー、JAZZまで幅広いジャンルの曲に2人独自のアレンジを加えて、時には作曲もし、聴いてくださる方々の心に響き、届くコンサートを目標に活動を行っているお二人です。

当日演奏してくださったのは、「葉加瀬太郎メドレー」「ひまわり〜エトピリカ〜情熱大陸」「J.S.Bachメドレー」「人生のメリーゴーランド」「ユーレイズミーアップ」「小田和正メドレー(東京の空〜たしかなこと〜言葉にできない)」「日本の歌メドレー（花〜夏の思い出〜浜辺の歌〜赤とんぼ〜知床旅情〜ふるさと）」「ブエノスアイレスの四季」「リベルタンゴ」の8曲。お二人でのピアノ演奏は、さすがに迫力もあり、次から次へと引き込まれ、聴き馴染みのある曲が多かったせいでしょうか、患者さんも足や首でリズムを取りながら演奏に聴き入っている方がたくさんいらっしゃいました。
また、ピアノだけでなく、ハーモニカでの演奏も披露してくださり、とても安らぎを感じるコンサートとなりました。

素敵な演奏を届けてくださったPiano Duoのお二人に、心から感謝しております。本当にありがとうございました！