診療科・部門紹介

各部署紹介

最終更新日 : 2022年7月7日

5階西病棟 (泌尿器科・眼科病棟)

患者さんと共に歩む看護
看護師長  床 知恵子
副看護師長 下倉 美穂

部署紹介

5階西病棟は、泌尿器科40床・眼科2床の病棟です。泌尿器科では腎臓・尿管・膀胱・尿道までの尿路排泄器官と前立腺・精巣や後腹膜の治療を行っています。治療を受ける入院患者さんの年齢層は青年期から後期高齢者まで幅広く、2021年度は後期高齢者が約28%に増加しました。手術療法は、短縮された入院期間で、腹腔鏡下やロボット支援下の手術療法が多く行われています。当科で一番大きな手術は、膀胱全摘及びストーマ造設術で、年間約70件行われております。ストーマの他に新膀胱造設術での再建も行っています。

化学療法は、術前術後補助化学療法、および再発治療で繰り返しの入院治療を行っており、免疫チェックポイント阻害薬の適応疾患が拡大しました。放射線療法で特徴的なものは、前立腺小線源治療です。中には症状緩和を行いながら終末期に向かう方もおり、患者さんやご家族に対し、望む療養が出来るよう話し合い、外来や多職種で継続的な支援を行っています。

眼科では、リンパ腫等の確定診断のための生検や、がんの根治目的の眼瞼や眼窩内摘出術などに対応しています。片眼をガーゼで覆って退院することが多いため、安全に生活に戻れるよう支援しています。

こんな看護をしています

治療を受ける患者さんの年齢は、働いている青年期から80歳代の超高齢者も少なくありません。患者さんが困らずに退院後の生活に戻れるよう、生活背景を大切にとらえた退院支援と、外来や地域との連携を行っています。特に、膀胱全摘・回腸導管造設術、または新膀胱造設術では、周術期チーム(Perioperative team at Cancer Institute Hospital:チーム名PERICAN)で、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種が協働して外来通院中から退院後まで支援しています。看護師はパンフレットを用いて、大きく変化する手術後の生活をイメージできるように関わり、入院中は円滑にストーマ装具交換の手技を習得できるよう、患者さん・ご家族と話し合い、計画的に支援します。

前立腺全摘術後の患者さんには、尿漏れが起こります。患者さんのQOLへの影響が最小限で社会復帰できるよう、骨盤底筋運動を外来から開始し、入院時には効果的な運動が習得できているか確認しています。退院時にもリハビリテーションの継続を促して、患者さんの持つ力を助けながら、回復への意欲へ繋げる看護を行っています。

化学療法では、安全な治療を受けるためのセルフケア支援を行い、更に患者さんの受けとめや意思、人生の価値観、これからの治療や療養に対する希望について、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を取り入れて話し合っています。医師や他職種及び他部署と情報共有し、繰り返しの入院治療を行うなかで、患者さんの意向や生活背景を捉えたケアへ繋げています。

いろいろな治療が終わり症状緩和を行いながら、終末期へ差し掛かる患者さんもいます。患者さんが望む療養先で過ごせるよう、コロナ禍でご家族とも話し合う機会を工夫し、転院や緩和ケア病棟への継続を支援しています。

眼科手術後は、点眼・眼軟膏処置などの自立や、片目での安全な生活が自宅で出来るよう、またアピアランスに関わる支援を行っています。高齢者が多いので、その人に合ったセルフケア支援と、患者さんの自宅環境や仕事などの生活背景を捉えて退院指導を行っています。

職場内研修

  • 泌尿器科各疾患の治療、看護について
    • 前立腺がんの治療と看護・骨盤底筋運動
    • 膀胱がんの治療と看護・尿路変更
    • ストーマのマーキングから退院指導まで・・・全員が出来るようになります
    • 泌尿器科領域の化学療法看護、放射線療法看護
  • 老年期の特徴と看護について (老年期のストーマの特徴とケアについて)
  • 眼科治療・看護について
  • アドバンス・ケア・プランニング、コミュニケーションスキル
  • 患者さんとご家族へ、退院後の生活指導
    をしています
  • 手術後、初めて歩行する患者さんの離床
    を支援しています
  • 部署内の勉強会の様子
     
  • 膀胱がん「ペリカン」のパンフレットと
    病院キャラクターのかにこちゃん

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