発がん研究部について

がん研究会がん研究所　発がん研究部では、現在胃がん・膵臓がん・肝細胞がんなどの難治消化器がん、肺がんに焦点をあてた研究をおこなっています。とくに興味を持って進めているテーマは、がん細胞と周囲に存在する免疫細胞や線維芽細胞など腫瘍微小環境との相互作用に関する研究です。 がん細胞だけでなく、周囲に存在する細胞も含めた複雑性を理解した上で、理論的根拠に基づいた治療法の開発に繋がる研究を展開し、がん根絶に向けたマイルストーンとなる研究を実施することを目標としています。 これまでに２０名近い大学院生と共にがん研究をおこない、多くの卒業生が海外の研究施設へ留学しており、学位取得後の留学に向けた支援も行っています。将来的にがん患者さんへフィードバックできる研究を実施するために、それぞれの興味や目標を共有しながら一緒にがん研究をおこなっていくメンバーを募集しています。

2023年8月1日
がん研究会がん研究所　発がん研究部
部長　石本　崇胤