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2024年第13回日本臨床腫瘍薬学会学術大会にてポスター最優秀演題賞受賞のお知らせ

最終更新日 : 2024年3月11日

【受賞情報】

当院薬剤部研修生の辻将成薬局薬剤師が2024年第13回日本臨床腫瘍薬学会学術大会にて一般演題ポスター部門の最優秀演題賞を受賞しました

受賞者: アインファーマシーズ 辻将成

演題名: 薬局薬剤師によるハイリスク薬を服用している外来患者の健康関連QOL測定〜がん患者の健康関連QOL〜

当院薬剤部当院薬剤部研修生の辻将成薬局薬剤師が、2024年第13回日本臨床腫瘍薬学会学術大会にて一般演題ポスター部門261演題登録の中で最優秀演題賞を受賞しました。当院薬剤部は共同演者として、清水久範、橋本幸輝が貢献しました。

本研究は、保険薬局で抗がん薬を含むハイリスク薬を服用する患者の健康関連QOL(quality of life :生活の質)を調査し、年齢、PS(全身状態の指標の1つで、患者さんの日常生活の制限の程度を示す)、がん種によってQOLに差があることを明らかにしました。特に、年齢が高い患者や特定のがん種においてはQOLが低下しやすい傾向にあります。これらの知見は、薬局薬剤師が患者一人ひとりの状況に合わせた服薬指導やフォローアップを行う上で非常に価値があります。患者のQOLを向上させるために、本研究結果を通じて、個々の患者に合わせたきめ細やかな対応につながることが期待されています。

最後に、本試験遂行にあたりご協力頂いた、市村丈典先生(昭和大学薬学部 病院薬剤学講座)、村田勇人先生(クオール株式会社)、鈴木賢一先生(東京薬科大学薬学部 臨床薬理学教室)、月岡良太先生(株式会社アインホールディングス)、日本調剤、クオール、総合メディカル、クラフト、アインの薬局薬剤師の方々、患者さんに心より御礼申し上げます。これからも大学や他院、保険薬局と連携しながら、患者さんの治療に役立つ研究成果を発信していければと考えています。

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