医療関係者の方へ
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医師

最終更新日 : 2024年1月17日

当院は日本で最初に設立されたがん専門病院であり、日本のがん医療において主導的役割を果たしてきました。

がん診療に携わる医師(オンコロジスト)の育成にも力を入れており、日本全国および世界中から、当院での勤務希望の医師を募集しております。特に、世界のがん医療に貢献したいという意欲のある人材を求めています。

卒後臨床研修医(卒後1-2年目)について、当院は、東京大学医学部附属病院の連携施設として卒後臨床研修医を採用していますが、当院での募集は行っておりません。

後期研修医(卒後3-5年目)について、当院が、新専門医制度の基幹型施設となっている診療科は、形成外科と病理部の2部門のみです。それ以外の診療科については、当院での募集は行っておりませんが、国内のいくつかの病院の連携施設として、短期研修(3ヶ月程度)の受け入れを行っています。

新専門医制度におけるサブスペシャリティ領域の専門研修(卒後6年目以降)については、2022年度より「フェロー制度」を開始し、積極的に募集しております。各診療科に「医員」として所属して専門研修を受けることも可能です。

専門医を取得した医師については、各診療科において、随時、スタッフ(正職員)としての募集を行っています。

医学生、卒後臨床研修医、後期研修医をはじめ、当院での研修・勤務を希望される方、あるいは、当院での診療を見てみたいという方は、どうぞお気軽に見学にお越し下さい。見学をご希望の際は、下記見学申請書をご記入の上、がん研究会人事部教育研修課(kyouikukenshu@jfcr.or.jp)まで電子メールにてお送りください。


見学申請書はこちら 見学申請書
がん研究会人事部教育研修課
メールアドレス:kyouikukenshu@jfcr.or.jp

スタッフ(正職員)募集

 

  • 応募は随時受け付けています。
  • 当会指定履歴書はこちら 履歴書(Excel)Excelgファイル

【問い合わせ先】

がん研究会人事部人事労務課
メールアドレス:saiyo@jfcr.or.jp

医員(がん専門エキスパート養成コース・契約職員)募集

診療科 採用情報
呼吸器内科   募集要項 診療科概要
大腸外科   募集要項 診療科概要
乳腺外科   募集要項 診療科概要
婦人科 研修のご案内 募集要項 診療科概要
泌尿器科   募集要項 診療科概要
血液腫瘍科   募集要項 診療科概要
麻酔科   募集要項 診療科概要
画像診断部   募集要項 診療科概要
総合腫瘍科   募集要項 診療科概要
ゲノム診療部   募集要項 診療科概要

【応募資格】

当院のレジデント修了(見込み)または同等と認められた者で、がん専門エキスパートを志す者

【問い合わせ先】

がん研究会人事部人事労務課
メールアドレス:saiyo@jfcr.or.jp

フェロー(新専門医制度での専門研修)

新専門医制度におけるサブスペシャリティ領域の専門研修(卒後6年目以降)については、2022年度より「フェロー制度」を開始し、積極的に募集しています。
各診療科に「医員」として所属して専門研修を受けることも可能ですが、複数診療科にまたがる「腫瘍内科専門研修」については、「腫瘍内科フェロー」としての採用を行っています。

 腫瘍内科フェロー募集中!
オンコロジーの未来を切り拓く、やる気のある人材を求めています!

新専門医制度において、内科専門医取得後のサブスペシャルティ領域の一つとして、腫瘍内科領域があります。腫瘍内科専門医を目指す場合、初期臨床研修(2年間)と内科専門研修(3年間)を終えたあとに、腫瘍内科専門研修を開始していただく形になります。当院では、6年目以降で、腫瘍内科専門研修を希望される方に、高度で包括的な研修カリキュラムを用意しています。がん専門病院で実力をつけ、真の腫瘍内科医として、目の前の患者さんの役に立ちたい、あるいは、世界に羽ばたきたい、という方は、是非、ご応募ください。

がん研有明病院腫瘍内科フェロー制度の概要

2年間の研修期間で、腫瘍内科医としての基本知識・技能を習得し、腫瘍内科専門医取得を目指していただきます。2年間の研修後、当院に残って腫瘍内科医として活躍する道もありますし、腫瘍内科医を必要とする全国の病院で働くことも可能です。研修後のキャリアについても、責任を持ってサポートいたします。

腫瘍内科専門医取得のために必須の診療科をローテーションする必要がありますが、ご本人のご希望に応じて、臨機応変にコース設定が可能です。特定の診療科を中心にローテーションし、専門性の高い研修を受けられる「先端医療開発科重点コース」「緩和ケア重点コース」「呼吸器重点コース」「消化管重点コース」「肝・胆・膵重点コース」「乳腺重点コース」「血液重点コース」等も設定しています。

また、研修期間中や後に、研究所での研究に携わったり、連携大学院での学位取得を目指したりすることも可能です。

がん研有明病院腫瘍内科フェロー制度のビジョン

当院で研修をすれば他のどこよりも力がつく
充実した研修システムを構築し、
世界の第一線で活躍する
「がん研卒」の腫瘍内科医を育成する

応募資格

  • 次年度が卒後6年目以降になる者
  • 新専門医制度における内科専門研修を修了した者あるいは修了見込みの者
  • 新専門医制度における腫瘍内科専門医(従来のがん薬物療法専門医)の取得を目指す者

募集人数

5名程度

応募期間

2024年度の採用の応募期間は2023年9月29日(金)までとする。

応募方法

詳細は、がん研究会人事部教育研修課(kyouikukenshu@jfcr.or.jp)までお問い合わせ下さい。

選考方法

選考方法については別途お知らせいたします。

研修期間

原則2年間

処遇等

募集要項

メンター制度について

腫瘍内科フェロー制度では2年間の研修期間中、フェロー1人につき、当院スタッフからメンター1人を指名します。研修に関すること、専門医取得に関すること、診療以外のこと、今後のキャリアのことなど、メンターが幅広くフェローの相談役となります。

フェロー企画について

<海外学会速報会>
米国臨床腫瘍学会(ASCO)や欧州臨床腫瘍学会(ESMO)の注目演題を選定し、フェローが演題の背景・方法・結果・結論を論理立てて解説し、演題に対する私見および将来の展望を述べるという企画を実施しております。フェローが世界の最前線の臨床試験の理解を深めると同時に、演者の立場を経験することを目的にしています。

<定期講演会>
フェローを含む若手医師向けの定期講演会を開催しています。院内外の講師に、最先端の情報や、自身のキャリアパスやビジョンなどについて語っていただきます。

臨床教育研修センター長からのメッセージ

  • 腫瘍内科の未来を創るのは君だ!
臨床教育研修センター長 高野 利実

高野先生私は、2020年にがん研有明病院乳腺内科に赴任し、2021年に臨床教育研修センター長兼務となり、当院における教育と人材育成の責任者として取り組んでいます。当院赴任前は、虎の門病院臨床腫瘍科に10年間在籍し、腫瘍内科医育成に力を入れてきました。また、日本臨床腫瘍学会では、草創期に初代(がん薬物療法)専門医部会長を務めていましたが、2022年に、ご縁があって、専門医部会長に再選任され、日本全体での腫瘍内科医育成に携わっています。「真の腫瘍内科の育成」は、私自身のライフワークと考えています。

新専門医制度がスタートし、腫瘍内科は、内科サブスペシャルティ領域の一つとして位置付けられたものの、2022年度にサブスペシャルティ領域研修として腫瘍内科専門研修に登録したのは、全国でわずか32名でした(そのうち4名が当院にいます)。内科専門医の多くは、内科専門研修中に連動研修を開始できる領域を選択したと考えられ、腫瘍内科領域にとっては逆風とも言える状況となっています。でも、全国にがんの患者さんは増え続けていて、その多くは、腫瘍内科医を必要としています。私たちは、その需要に応えなければいけません。

がん医療には腫瘍内科医が欠かせない存在であるということ、そして、君を必要としている患者さんがたくさんいることを励みに、是非、腫瘍内科医を目指してほしいと思います。

現在、日本臨床腫瘍学会が中心となり、全国の施設が、がん専門病院、大学病院、一般病院といった垣根を越えて密接に連携し、力を合わせて腫瘍内科医を育てていく体制を整えています。

あと必要なのは、やる気のある若い力です。「腫瘍内科医を目指したいけど、まわりに腫瘍内科医はあまりいなくて、将来の就職先が心配」という声も聞きますが、そんなことはありえません。腫瘍内科医の需要は今後ますます高まっていきますので、腫瘍内科医をやっていて食いっぱぐれることはないですし、私たちが責任を持って、将来のキャリアをサポートします。

がん研有明病院は、日本の腫瘍内科医育成において中心的役割を果たしていきます。有明を、優秀な人材が行き交うプラットフォームにしたいと考えています。けっして、有明に人を囲い込むつもりはなく、有明で学んだあとは、世界に羽ばたいて活躍してほしいと願っています。もちろん、有明で世界的活躍をするというのもありです。

腫瘍内科に対する逆風を追い風に変えられるよう、新しい風を吹かせましょう。

そして、腫瘍内科の未来をともに創っていきましょう!

指導医からのメッセージ

がん早期臨床開発部 部長 古川孝広 

我々腫瘍内科では、各専門領域のエキスパート医師が揃っており、ガイドラインに沿った日常臨床や支持療法を実践できるようになり、国際共同試験により日常臨床を変えるような仕事を行って頂きます。またゲノム中核拠点病院の立場からゲノム診療の発展や、先端医療開発として、グローバルファーストインヒューマン試験の実施など、未来の薬剤開発についても学ぶことができます。日本からがんになって困る患者がいなくなるように、我々と共に学んでいきましょう。

総合腫瘍科 副医長 福田直樹

当院は多くの症例が集まる、いわゆるハイボリュームセンターであり、短期間であっても標準治療や治験のほか、標準治療の実施が難しい患者さんや標準治療が存在しない希少がんの患者さんなど、幅広い症例の経験を積むことができます。腫瘍内科は花形ではないかもしれませんが、臓器ではなく人間を診る全人的な医師としての力が求められる魅力的な診療科だと考えています。当院の腫瘍内科研修には、若い先生方の希望に応じた研修ができる文化が根付いており、皆さんと当院で是非一緒に勉強できればと思います。

消化器化学療法科 副医長 福岡聖大

消化器化学療法科では食道癌・胃癌・大腸癌の化学療法を専門とする医師11名(スタッフ9名、医員2名)が診療を行っています。切除不能例に対する化学療法のみならず、術前・術後補助療法など院内の消化管領域の化学療法を一手に引き受けております。当科の特徴としては1次治療導入や治療レジメンの切り替えを入院で行っており、毎朝入院症例を共有しています。客観的な視点を入れることにより、独善的な治療方針にならないように診療の質を担保しています。短期間でも多くの症例を担当することが可能であり、一般的には希少とされる病態や有害事象を経験することにより、がん診療の応用力を養うことが可能です。また豊富な症例からなるデータベースを構築しており、日常診療におけるCQを立案しデータ解析を行うことが出来ます。短期ローテーションでもやる気次第では学会発表・論文作成も可能です。何よりもここで築いた人間関係は今後の人生の大きな財産になることは間違いないでしょう。私自身のがん専門病院で教育を受けてきた経験やTR研究の経験を活かして、後進の指導に全力を注ぎたいと考えております。ぜひ一度見学に来てください。

第1期腫瘍内科フェローからのメッセージ

青山 陽亮

当院の腫瘍内科フェロー制度は2022年4月より運用が開始となり、今年度で2年目を迎えております。当院で腫瘍内科を学ぶ魅力の一つに、幅広く多くの症例を経験できるという点が挙げられます。私はフェロー1年目に、乳腺内科、血液腫瘍科、呼吸器内科、消化器化学療法科を3ヶ月ずつローテートしました。乳腺内科では病棟での診療だけでなく外来研修も行い、のべ約500症例の診察に当たりました。血液腫瘍科は病棟業務を主体とし、リンパ腫症例だけではなく白血病や骨髄腫の症例を3ヶ月間担当しました。呼吸器内科では、のべ約60症例を受け持ち呼吸器領域の薬物療法を一通り経験しました。消化器化学療法科では、消化管のあらゆる臓器の薬物療法について、のべ約100症例の診療に携わりました。頭頸部癌や泌尿器癌、肉腫などの症例については総合腫瘍科で経験が可能で、先端医療開発科では早期臨床試験に関わる研修もできます。またフェロー2年目になると、自身が軸とする領域を中心として、責任ある立場で診療をするようになります。いずれの診療科でも印象的なのは、熱心に教育をして下さる指導医の存在です。診療の中でのアドバイス、研究や学会発表の支援だけでなく、専門医取得に向けた病歴要約作成をサポートする体制が整っています。また、病院を挙げて働き方改革にもしっかりと取り組んでおり、フェローに負担がかかりすぎないよう配慮されています。腫瘍内科医を目指す若手医師の皆様、ぜひこの充実した環境で一緒に働きましょう。ご応募お待ちしております。

ローテーション例:

福田 晃史郎

がん研究会有明病院 消化器化学療法科・肝胆膵内科の福田晃史郎と申します。

当院の腫瘍内科フェロー制度の特徴としては、専門領域を生かしながら研修内容・期間について柔軟に対応できる点です。

私は大学の医局に所属しながら、消化器という専門性を生かした腫瘍内科ローテーションが可能な本制度に魅力を感じました。高野先生をはじめ腫瘍内科のトップランナーの先生方から常に近い距離でご指導頂けるため、希望に合ったプログラムを構築できます。私は消化器化学療法科と肝胆膵内科に重点を置き、薬物療法と内視鏡の両方を修練しております。

さらに国内でも有数の症例数が集まる当院では、圧倒的な臨床経験が積めるだけでなく、多数の症例を集めた臨床研究に積極的に取り組むことができ、JSMOやASCO/ESMO等の国際学会で成果を発表する機会も得られます。またフェロー制度主催のイベントを通して、多様な癌腫の最新研究に触れることが出来、フェロー同士が互いに切磋琢磨できる環境が用意されています。

腫瘍内科専門医取得はもちろん、その先の専門性の追究を見据えた当院の腫瘍内科フェロー制度に参加し、自分の可能性を伸ばしませんか?

吉野光一郎

学生時代から腫瘍内科に興味を持ち、割と早期から腫瘍内科を専門とすることを考えていました。がん患者は病態的に複雑化しやすいため、当時の指導医の勧めもありまずは内科全般を経験した方が得策と考えたため、初期研修を水戸協同病院という地方の症例の多い病院、後期研修を都心にあり内科の専門性の高く、腫瘍内科のある虎の門病院で終えた後にがん研有明病院に入職しました。

がん研有明病院はがん専門病院でもあり、High volume centerです。臨床でも多くの症例を経験することができ、過去の症例からRetrospective studyを組んで学会発表や論文投稿なども早期から可能です。日本の、いや世界のOpinion leaderからの手厚い指導は他施設にない当院の大きな魅力です。専門医制度に則った教育カリキュラムでもあり、専門医取得を考える先生方、進路にお悩みの先生方、一度がん研有明病院へ来てみませんか?心からお待ちしております。

卒後臨床研修医 ・レジデント(後期) 募集

卒後臨床研修(卒後1-2年目)について、当院は、東京大学医学部附属病院の連携施設として卒後臨床研修を採用していますが、当院での募集は行っておりません。

※東京大学医学部附属病院での卒後臨床研修については、こちらをご覧下さい。

後期研修医(卒後3-5年目)について、当院が、新専門医制度の基幹型施設となっている診療科は、形成外科と病理部の2部門のみです。

2024年度 採用情報
募集要項

各診療科コース別紹介

【応募資格】

原則、採用時3〜5年目の医師(初期臨床研修修了者または修了予定者)で、がん専門研修を志す者

  • 当会指定履歴書はこちら 履歴書(Excel)
  • レジデント研修プログラム・臨床研修医研修プログラムは こちら
  • 2024年度の形成外科専門研修プログラムの募集は終了しました。

【問い合わせ先】

がん研究会人事部教育研修課
メールアドレス:kyouikukenshu@jfcr.or.jp

【職員採用担当 公式SNS】

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当会の雰囲気や説明会の情報等をお伝えしています!(外部サイトへリンクします)

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