ご寄付の活用について

がん研究・医療の充実

Enhancing Medical Treatment

がん研究・医療の充実

研究の全ては研究者のためのものではなく、
患者さんのためのものです。
皆様から頂いたご寄付は、
今、がんと闘う患者さんの治療のため、
そして、
次世代にがん患者さんを生まないための
日々の研究に大切に使わせて頂きます。
ご寄付の主な活用先を
ご紹介いたします。

病院機能の充実

  • 核医学検査装置(PET/CT、SPECT/CT)の更新

    核医学検査装置(PET/CT、SPECT/CT)の更新

    PET/CTは撮影時間の短縮や、微量の放射性医薬品で画像化が可能な機器を導入しました。また、SPECT/CTは検査機能の向上に加え、最新の解析システムによる“検査結果を治療に生かす機能”が充実しました。
    これにより、さらに迅速かつ正確な診断が可能となり、また、被ばく量も低減されるため、より少ない負担で検査を受けることができます。

  • 光線力学的療法のための機器整備

    光線力学的療法のための機器整備

    難治性再発食道がんに光線力学的療法(PDT:Photodynamic Therapy)を行うための治療装置を導入しました。光に感受性のある薬剤を投与し、レーザー照射により光化学反応を起こし、そこで発生した活性酸素を利用してがん組織を破壊する低侵襲な治療法です。従来、PDT対象の患者さんは他施設へ紹介していましたが、当院で一貫して治療を続けることができるようになりました。

  • 脳腫瘍外科新設に伴う機器整備

    脳腫瘍外科新設に伴う機器整備

    新設した脳腫瘍外科において多くの治療機器を導入しました。手術用顕微鏡や脳神経外科手術ナビゲーションシステムなどの機器類により、脳腫瘍の切除範囲をより正確に決定し、精密な手術を遂行できます。

  • 患者さんの負担が少ない乳房生検装置の整備

    患者さんの負担が少ない乳房生検装置の整備

    乳房生検装置を整備したことで、これまで以上に精細な検査と診断が可能になりました。また石灰化の描出が良好になるため、検査時間の短縮につながり、患者さんの身体的・精神的負担を軽減することができます。

  • 最新の放射線治療機器の導入

    最新の放射線治療機器の導入

    最新の放射線治療機器の導入により、照射中の呼吸や身体の動きによるがんの位置の変化に加えて、治療の経過に伴い縮小するがんの範囲の変化にも対応が可能となりました。これにより、放射線を当てる範囲が最小化され、副作用が軽減されます。

がん研究環境の向上

  • がんの組織構造をつまびらかにする顕微鏡

    がんの組織構造をつまびらかにする顕微鏡

    共焦点レーザー顕微鏡とは、組織や細胞を「輪切り」にしてその内部構造を高精度に解析する特殊な顕微鏡です。これにより得られる画像情報は、革新的な診断技術の開発及び治療標的の探索を加速しています。

  • がん細胞の弱点を突く治療法の開発

    がん細胞の弱点を突く治療法の開発

    がん細胞には様々な弱点があることが分かり、新しい治療法の開発に向けた創薬研究が進められています。実際に患者さんのがん細胞で起きている変化を高感度で画像として可視化できる先進的解析機器を用いて、がん細胞の弱点を浮き彫りにすることで、革新的な治療法開発を効率的に進めています。

  • より精度の高いがん診断技術を開発

    より精度の高いがん診断技術を開発

    世界最先端の質量分析技術を応用した新しいがん診断技術を開発しています。前立腺がんマーカーであるP S Aの偽陽性を劇的に低減できるPSA G -Index(TM)検査などを開発しました。現在、国内企業との連携による実用化準備も着々と進められています。