がんと患者さんのゲノム情報を解読し、がんの個別化医療を実現する

ゲノムセンターでは、あらかじめ、がん患者に対する薬剤や放射線療法などの治療効果や副作用を予測し、患者一人一人に対し適切で最も有効な治療法を選択できるシステムの確立を目指しています。

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血中を流れるナノサイズのがん細胞レプリカ「エクソソーム」から腎臓がん早期診断バイオマーカーAZU1を発見

腎臓がんは我が国で年間約2万5千人が罹患し、約9千人が死亡する悪性腫瘍です。また、他の多くのがんと同様に早期診断が生命予後に大きく影響するがんです(診断時臨床病期I期の場合5年生存率97.1%、IV期の場合16.4%)。しかし腎臓がん診断の約8割は偶発がん(他の検査で偶然発見されるがん)であるのが現状で、診断に使用可能な血液バイオマーカーが一つも発見されていないのも特徴です。
植田幸嗣プロジェクトリーダー(がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター)、辻川和丈教授(大阪大学大学院薬学系研究科)、及び野々村祝夫教授(大阪大学大学院医学系研究科)らの研究チームは、がん細胞が自分自身の分子情報をコピーして細胞外に放出する直径数十ナノメートルのレプリカ「エクソソーム」に着目して、腎臓がん組織から採取したエクソソームの詳細な構成タンパク質解析を実施しました。 詳細

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