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【がん研セミナー(6月16日)のお知らせ「臨床研究における遺伝子特許の考え方と対応」松任谷 優子 弁理士(大野総合法律事務所)】

2014年06月04日

がん研セミナー(6月16日)のお知らせ

 

演題:臨床研究における遺伝子特許の考え方と対応

 

演者:松任谷 優子 弁理士(大野総合法律事務所)

 

日時:2014年 6月16日(月)18:30-20:00

 

会場:(公財)がん研究会 がん研究所 1階 吉田富三記念講堂

   (がん研有明病院右の研究所入口から入場下さい。最寄駅は、ゆりかもめ「有明駅」です。)

 

連絡先:法務・知財支援室  内海 (代)03-3520-0111、(内線)5336

 

抄録:

がんの遺伝子解析が進むにつれ、遺伝子に関する技術が特許化され、それが企業によって独占化されることに対して、社会的な議論になっております。最近では、米国ではミリアド社が乳がんと卵巣がんのリスク診断に利用できるBRCA1/2の遺伝子特許を申請し、裁判にもなっています。特許は各国ごとの特許庁が判断することになっていますが、日本でも遺伝子特許に関る権利が争点になる事例は今後増えると思われます。

がん研でも、臨床研究における遺伝子解析が急増しており、基礎研究者および臨床研究者も遺伝子特許に関する基礎知識と最新状況を知っておく必要があることから、このたび専門家を招へいして下記のセミナーを開催いたします。

次のような、基礎から実用的な部分までの事項を網羅し、分かりやすく解説していただきます。質問も可能ですので、ぜひ奮ってご参加ください。

 

・臨床領域における特許権の及ぶ範囲(日米欧の事例)

・遺伝子特許はどこまで権利化できるか?(日米欧中韓の事例)

・特許抵触と権利侵害と訴訟の関係

・臨床研究に遺伝子特許技術を用いる場合の留意事項

 

*外部の研究者のご来聴を歓迎いたします。尚、本セミナーの内容は専門的であり、医学・生物分野の研究に携わる方を対象としております。

 

*参加は事前申込不要、参加費無料です。上記会場に直接お越しください。

 

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