がん研究所について

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所長メッセージ

最終更新日 : 2015年6月3日

患者さんのためのがん研究機関として

野田 哲生
がん研究所 所長
 野田哲生

がん研究会の発足は1908年まで遡ります。当時、世界的にがん研究への関心が高まり、 がん研究の国際協力への呼びかけが日本にも届いた際、その母体としてできたのが「がん研究会」です。

1934年には西巣鴨の地で、日本で初めてがん専門の病院として康楽病院(現がん研有明病院)が設立されましたが、そのスタートの時から研究所と病院が一緒にあります。

当初から、「目先の最高の医療を行うだけではなく、先を見据え、常に最新の医療を創り出して、患者さんに届ける」ことを大切にしてきました。

私達研究者の理念は、「研究の全ては研究者のためのものではなく、患者さんのためのものである」ということです。今、がんに苦しむ多くのがん患者さんを治癒させるため、そして、次世代にがん患者さんを生まないための研究を日々行っています。

がんを知り、がんを制する

がん研究会の研究本部は「がん研究所」「がん化学療法センター」「ゲノムセンター」という3つの組織から成り立っています。これら3つの研究組織が病院の臨床と連携することで、患者さんに最適ながん医療を、提供しています。

これまで「がん研究所」では先進的な治療方法の開発を目指し、がんの基礎研究をベースとして研究を行って来ました。現在は、さらにゲノム研究、プロテオミクス、生物情報工学および分子イメージングなど、生命科学のイノベーティブな新技術を大胆に取り入れて、さらに研究を展開することを目指しています。

また、今日の日本は少子高齢化社会を迎えてがん死亡率が増加しており、がんを治療することに加えて、がんにならないための「予防」の必要性がますます高まっています。

研究本部では、効果的ながん予防法を開発するため、がんのメカニズムをより詳しく、より正確に解明していく研究が重要と考えています。

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