お知らせ

印刷

一般の方へのお知らせ

がん研究所野田所長、第24回日本癌学会吉田富三賞を受賞

2015年10月13日

2015年10月8日より開催された第74回日本癌学会学術総会において、がん研究所野田所長に、第24回日本癌学会吉田富三賞が授与されました。

日本癌学会より公表された受賞理由は、次のとおりです。
「野田博士は、先進的なマウス分子遺伝学手法を駆使し、多数のがん関連遺伝子の個体レベルでの機能を明らかにし、また、多くのヒト発がんモデルマウスの樹立に成功した。中でも、APC遺伝子のコンディショナルノックアウトマウスの作製及びその解析は、がん抑制遺伝子の不活化による哺乳類個体での発がんを世界で初めて証明したもので、その意義は大きい。さらに、このような先進的マウス遺伝学手法の確立とその応用による発がんメカニズムの解明は、発がん研究のみならずがんの治療法開発にも大きく貢献した。」

 

⇒日本癌学会ホームページ内の当該ページはこちら

 

日本癌学会吉田富三賞とは
日本癌学会は吉田富三顕彰会(福島県浅川町)とともに、偉大ながん研究者 吉田富三博士を記念して、吉田富三賞(吉田賞)を設け、優れたがん研究者に授与してその功績を表彰し、もってがん研究の一層の振興をはかる。
吉田賞は基礎医学分野において優れた業績を挙げるとともに、日本癌学会の発展に貢献した研究者の功績を讃える。
(日本癌学会ホームページより引用)


                                          

このページのTOPへ