この基本理念達成のために、がん研究会は 研究所、病院およびがん化学療法センター等を擁し
- がんの本態と個性を明らかにし、がんの診断・治療・予防に貢献すると共に、生命科学の先端を開拓する。
- 優れたがんの診断・治療を実践し、がんを治す。
- がんの新薬と新しい診断・治療法を開発する。
- がんの予防研究と一次・二次予防の実践により、がんの発生と死亡を抑える。
- がんの研究・診療・予防の、国内および国際交流を促進する。
シンボルマーク
この蟹は、がん研のシンボルマークです。
蟹はギリシャ語でKarkinos英語でCancerですが、いずれもがんを意味する言葉として使われ ています。
この図案は東京国立博物館所蔵の刀の鐔からとったもので、鐔は1570 年頃、尾張名古屋の刀工により作成されたものとされています。蟹の種類は本州にいるハクセンシオマネキ(Uca lactea)と思われます。
もともと1966年に、東京で吉田富三博士を会長として開催された第9回国際がん会議のシンボルマークとして使用されたものを、後に学会の許可を得て、がん研究会のシンボルマークにしたものです。