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がん研先端研究セミナー(3月9日)のお知らせ
2026年03月03日
演題:がん治療薬開発を加速するAI駆動科学による抗体・ペプチド創薬
演者:玉木 聡志 博士
(株式会社MOLCURE 代表取締役CEO/CSOR)
抄録:
近年、大規模言語モデルをはじめとする人工知能(AI)技術の進展は、創薬プロセスにパラダイムシフトをもたらしつつある。本セミナーでは、AIが新薬開発を加速する基盤的メカニズムおよび最新動向を概説するとともに、AI駆動型科学プラットフォームを展開するMOLCUREの独自技術について紹介する。
高性能な候補物質を創出可能なAIを構築するためには、高品質なデータの確保が不可欠である。特に、データが限られる高分子領域においては、データ創出および取得手法そのものが競争優位性の鍵を握る。我々は、進化分子工学と次世代シーケンサー(NGS)を組み合わせた実験基盤を活用し、自社ラボで蓄積した10億件を超える大規模実験データと、独自開発の抗体・ペプチド特化型言語モデルを緊密に連携させることで、次世代の分子設計を可能とするAIの構築を進めている。
本講演では、抗体およびペプチド創薬に焦点を当て、従来手法では取得が困難であった高い親和性や優れた機能性を有する分子設計の実例を紹介する。さらに、これらのアプローチを共有するとともに、貴研究会が有する高度な専門知見と我々の技術を融合させた、新たながん治療薬創出に向けた共同研究の可能性について議論する。
日 時:2026年 3月 9日(月) 16:00〜17:00
場 所:吉田記念講堂










