
原英二
所属

がん研究所, がん生物部 部長
連絡先
〒135-8550 江東区有明3-8-31公益財団法人がん研究会がん研究所がん生物部
Tel:03-3570-0605
Fax:03-3570-0457
Mail:eiji.hara@jfcr.or.jp
経歴
1987年3月 東京理科大学・理工学部・応用生物科学科・卒業
1993年3月 東京理科大学大学院・理工学研究科・応用生物科学専攻・修了(理学博士)
1993年4月 (米) University of California, Berkeley・ポスドク
1995年1月 (英) Imperial Cancer Research Fund Laboratories・ポスドク
1997年1月 京都府立医科大学・医学部 医学科・講師
1998年9月 (英) Paterson Institute for Cancer Research・グループリーダー
2003年3月 徳島大学・ゲノム機能研究センター(大学院医学研究科)・教授
2008年4月 現職
研究分野
・細胞老化
・細胞周期制御
・分子腫瘍学
・分子加齢医学
所属学会・研究会
・日本分子生物学会
・日本癌学会
受賞
2005年4月 井上科学振興財団井上フェロー受賞
研究テーマ
近年、がんは日本人の死因のトップになってきており、この原因として主に食生活など生活習慣の変化が挙げられていますが、寿命の延長も主な原因の1つと考えられます。がんの発症率は年齢とともに高くなる傾向にあるため、平均寿命の延長と伴に、がんの発症率が高くなることはいわば当然のこととも言えます。では、なぜ老化とともに発がんのリスクが高くなるのでしょうか?老化とがん化はどのような関係にあるのでしょうか?私は大学院生の頃よりこの謎を解く鍵が「細胞老化」にあるのではないかと考え、以来、細胞老化の分子メカニズムとその生体内での役割の解明を目指して研究を行っています。