三木義男

所属

経歴

1981年  3月　和歌山県立医科大学入学　卒業
1982年  6月　兵庫医科大学第2外科研修医
1989年  9月　癌研究会癌研究所　生化学部　研究員（嘱託）
1991年  9月　Department of Medical Informatics, University of Utah
　　　　　　　　　　(Professor Mark Skolnick) Medical Center USA, Research Fellow
1995年  3月　癌研究会癌研究所　生化学部　研究員
1995年 10月　癌研究会癌化学療法センター　ゲノム解析研究部　主任研究員
1997年  4月　癌研究会癌研究所遺伝子診断研究部　部長
2002年  3月  同退職
2002年  4月　東京医科歯科大学難治疾患研究所分子遺伝分野　教授
2002年  4月　癌研究会癌研究所遺伝子診断研究部　嘱託部長

研究分野

・ゲノム科学を応用した発がん研究
・乳がん発生の分子機構
・遺伝性腫瘍の分子遺伝学

所属学会・研究会

・日本癌学会・副理事長(財務担当)、Cancer Science Associate Editor
・日本人類遺伝学会・評議員、Journal of Human Genetics Associate Editor
・日本乳癌学会・評議員
・日本家族性腫瘍学会・評議員
・日本婦人科がん分子標的研究会学術顧問
・Hormones and Cancer Editorial Board：2010年1月〜現在

研究テーマ

BRCAの機能解析および関連遺伝子の同定とその機能解析（2000年〜2005年）
乳がん発生に関わる遺伝子を同定しその分子機構を明らかにすることを目的に以下の研究を進めてきた。
（１）遺伝性乳癌原因遺伝子に焦点を当て、その機能解析および関連遺伝子を同定する。
（２）遺伝性乳癌の発生機構の解明を目指し、一般乳癌へ展開させる。

ゲノム解析によるがんの個性診断（2001年〜2010年）
ゲノム科学を応用した発がん研究と、その情報を駆使することによって、以下のがんの個性診断を目指した研究を進めてきた。
（１）乳癌骨転移症例の網羅的遺伝子発現解析
（２）進行大腸癌先進部低分化病巣の遺伝学的特徴の解析
（３）散発性大腸癌におけるhMLHl発現消失とMicrosatellite Instabilityの意義