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お知らせ:2015年12月17日 | 平成28年1月 新棟開設のお知らせ |
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新棟建設の趣旨
がんはいまや日本の国民病であり、日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人ががんで死亡する状況となっています。
そのような背景の中、がん研究会有明病院は多くのがん手術件数を誇り、がん克服に向けて、日々、がん患者さんに高度で標準化された医療を提供しています。
しかし、少子高齢化社会の進展に伴い、ますます増大する患者さんの需要に応えるためには、合併症に対応する幅広い医療機能や、近年技術の進歩によって需要が拡大している放射線治療施設の拡大が必要です。また、がんの早期発見が患者のがん克服に最も重要な要件であることから、健診センターの大幅な拡充も望まれます。新棟建設によりこれらの機能を備えることで、有明移転10年あまりを経て有明病院はさらなるパワーアップを図ります。
本プロジェクトにより、有明病院は最新かつさらに幅広いがん総合医療を提供し、患者さんとそのご家族の方々、また地域社会に対し、がん研究会が担うべき社会的使命をより果たすことができると確信しております。がん研究会は、より多くの患者さんとがん健診者に、より良い医療を提供してまいります。
新棟建設・手術室増設所用資金 | 総事業費/6,887百万円 |
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新施設建設の概要 | 場所/東京都江東区有明3丁目8番31号 建物延床面積/約5,123m2(現在約77,615m2) 地上4階、地下1階 階別想定面積(平成26年10月時点) ![]() |
完成イメージ | |
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新棟の概要
最先端放射線治療施設と画像診断施設、健診センターの拡充を目指して。
今回の新設建物の概要は、地下1階から地上4階建ての建物で、延面積5,123m2の規模となり、その概要は、次の通りです。
地下1階:放射線治療施設
地下1階に設置予定の放射線治療装置イメージ図
現在の病院地下1階には、リニアック(放射線治療装置)3台が設置されていますが、放射線治療の進歩に伴い、その需要がますます増大してきているのに対応するため、新棟地下1階に最先端リニアックをさらに3台増設します。
地上1階:がん情報コーナー、レセプションルームの増設
1階 ホスピタルストリート イメージ図
がん情報コーナーの充実を図り、がんに悩む患者さんへの情報提供を推進するとともに、がん患者さんへの栄養教室や療養教室などを開催するためのレセプションルームを設置します。また、喫茶コーナーを設けるなど患者さんがゆとりをもって治療ができるよう、病院玄関から続くホルピタルストリートを延長します。
地上2階:画像診断施設
がん診療に必要な画像診断を行うため、MRI2台の増設を行うとともに、多機能CTと血管造影装置を組み合わせたIVR-CT室や内視鏡とX線透視・撮影の併用が可能な多目的撮影室を設け、がん診療を支えるためのインターベンショナル・ラジオロジー機能の拡充を図ります。
地上3・4階:健診センター
3階 健診センター イメージ図
がんの早期発見のためには、がん検診の充実・拡大が必要になってきています。現在手狭で、検診希望者のニーズに応えきれていないため、2倍のキャパシティに拡充することとし、X線CTによる大腸検査(コロノグラフィー検査)も実施するなど、がん専門病院としての特色を生かしたがん検診の充実を図ります。
屋上階:庭園、電気室
屋上庭園のイメージ図
屋上には、患者さんが気軽に散策でき、癒しの場となるような屋上庭園を設けます。