がん化学療法センターについて

制がん剤情報活動(事務局)

最終更新日 : 2021年1月6日

公開シンポジウム「創薬を加速させる革新的な細胞・臓器・個体モデル」の開催について

1.主 催

日本学術会議 薬学委員会 生物系薬学分科会 化学・物理系薬学分科会 
公益社団法人 日本薬学会

2.後 援

日本生命科学アカデミー、公益財団法人がん研究会

3.日 時

2021年1月18日(月)13:00〜17:00

4.場 所

ZOOM Webinarを用いた完全オンライン開催
(オンライン視聴の場合は事前登録必要 登録サイト:http://sympo0118.umin.jp

5.開催趣旨

再生医療などにも関わる組織・臓器を人工的に作り出す技術の進展により、薬剤スクリーニングにも応用可能な革新的なモデル系が次々に開発されてきています。ヒト個体や臓器を模したこれらアッセイ系は、創薬過程における対象疾患の選定や有効性・安全性の検証へと応用されることで、新薬の開発コスト削減や開発期間圧縮に大きな貢献を果たしており、特に、創薬過程において問題となっている臨床開発後期段階でのドロップアウト率を減らすものと期待されています。そこで本シンポジウムでは、従来の創薬を根本的に変える可能性のある革新的な細胞・臓器・個体モデルについて、その有用性や将来展望について情報提供したいと考えています。

6.次 第

1) 開会挨拶

土井 健史(日本学術会議連携会員、大阪大学大学院薬学研究科 教授)
嶋田 一夫(理化学研究所 生命機能科学研究センター)
遠藤 玉夫(日本学術会議会員、日本学術会議第二部会、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター シニアフェロー)
高倉 喜信(日本薬学会 会頭、日本学術会議連携会員、京都大学大学院薬学研究科 教授)

2) 亀井 謙一郎(京都大学 高等研究院 物質−細胞統合システム拠点 准教授)
     「Organ/Body on a Chipを用いた病態モデル開発」

3) 松永 行子(東京大学 生産技術研究所 機械・生体系部門 准教授)
     「微小血管の Organ on a chipによるフェノタイプ解析と治療標的探索」

4) 筆宝 義隆(千葉県がんセンター研究所 発がん制御研究部 部長)
     「マウスおよび患者由来のがんオルガノイドモデル確立と創薬への応用」

5) 片山 量平(公益財団法人がん研究会 がん化学療法センター 基礎研究部 部長)
     「再発がん患者検体と初代培養がん細胞を用いた薬剤耐性機構と耐性克服法の探索」

6) 齋藤 潤(京都大学 iPS細胞研究所 疾患再現研究分野 准教授)
     「疾患特異的iPS細胞を用いた難治性疾患の病態解析と治療法開発」

7) 諫田 泰成(国立医薬品食品衛生研究所 薬理部 部長)
     「ヒトiPS細胞技術を活用した新たな薬理試験法の開発」

8) 閉会挨拶

長野 哲雄(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、東京大学創薬機構 客員教授)

 

※ポスターダウンロードはこちらからできます

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