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遺伝子パネル検査について

2019年05月30日

2019年5月29日、厚生労働省が2つの遺伝子パネル検査を6月より保険適用にすることを決定しました。
当院では、現在、東京大学医学部附属病院と連携し、先進医療として遺伝子パネル検査を行っていますが、保険診療として遺伝子パネル検査を実施するためには、様々な準備や手続きが必要です。早期に開始することを目指し、準備を進めています。準備が整いましたら、改めてお知らせいたします。
なお、この検査には、標準治療を受けて症状が悪化した患者さんであることなどの制限がありますので、主治医が検査を受けられるかどうかの判断を行います。

☆遺伝子パネル検査とは、
がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、その特徴を知ることで、それぞれの患者さんに適した治療法を検討する検査です。一度に多数のがんにかかわる遺伝子の変化を網羅的に調べますので、一つの遺伝子の変化をみる検査を何回も行うよりも効率的です。
一方、この検査を受けた患者さんのうち、検査結果にもとづいた治療薬が投与されるのは、10〜20%程度にとどまると想定されています。つまり、80〜90%の患者さんはこの検査を受けても、検査結果が治療に直接役立たない可能性があります。
※検査を受けられる際には、主治医がこの検査について詳しくご説明いたします。

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