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病院紹介
病院紹介

当院の特徴

当院の特徴

最終更新日 : 2023年8月10日

チーム医療

患者さんを中心に多職種が連携して、一人ひとりの患者さんに適した治療を提供しています。当院を初めて受診されたがん患者さんについて、外科医、内視鏡医、化学療法医、放射線診断・治療医、病理医等の専門医が一体となり、個々の患者さんに最もふさわしい治療法を選択し、提示します。また、看護師、薬剤師、栄養士等は医療の全ての段階に参加し、治療が円滑に行え、質を高めるよう機能します。

先端医療の開発

当院では「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」というがん研究会の理念を達成するため、新薬開発のための臨床試験(治験)や、新たな治療法・診断法の開発につながる臨床研究を積極的に実施しています。2019 年に、従来からの臨床研究・開発センターに加え、国内をリードする次世代がん医療の臨床開発拠点を目指し、早期臨床開発に特化した先端医療開発センターを設立しました。さらに2022 年春には、これらを統合する「先進がん治療開発センター」を立ち上げ、基礎開発から保険承認まで途切れなく治験を推進し、院内での医師主導臨床研究を進め、先進的ながん医療を患者さんに提供できることを目指しています。

AIホスピタルへの取り組み

人工知能(AI)は人間の知的能力をコンピュータ上で実現する技術です。当院は、内閣府が日本の近未来像を描いてAI の社会実装を目指して主導する戦略的イノベーション創造プログラム「AI ホスピタルによる高度診断・治療システム」に参画しています。このプロジェクトでは、AI を有する統合がん診療支援システム、病理診断支援システム、内視鏡診断支援システム、給食誤配膳防止システム等の開発を行っています。

※研究用のため実臨床には使えません。

トータルケアの推進

患者さんの初診から入院、退院後の支援までを含めた、多職種による切れ目のない患者・家族支援を目指して、2021 年5 月にトータルケアセンターを新設しました。トータルケアセンターは医療連携部と患者・家族支援部により構成され、患者さん・ご家族が安心してがん治療を受けられるように、適切な支援や情報等を提供しています。患者さんのスムーズな入退院を支援し、治療のアウトカムを改善することで、患者さんの満足度の向上を目指しています。

検診で早期発見につとめる

健診センターでは常時、ドック健診を行っています。

当センターのドックメニューは健康状態全般をチェックするだけではなく、がん、特に消化器がん、肺がん、子宮がん、乳がんの早期発見を中心としたコース構成となっています。 検診後、がんの疑いがあった場合やがんが見つかった場合はがん研有明病院で精密検査や治療を受けることができます。

特にはっきりした異常がないが、がんを心配される場合は、健診を受けるようお薦めしています。

研究所と連携した新しい医療の創造

がん研究会の最大の特徴は、病院と同一敷地内に研究所を擁していることです。基礎研究から生物学的研究までの様々な研究を臨床と一体化させることができ、先進的ながん医療の確立に取り組むことができます。病院の治験で得られた情報が、研究所の基礎研究の内容として提供され、研究所で生まれた新しい治療法が病院に提供されます。

例えば、手術室と同じ階に病理部があるので、手術で摘出された臓器を速やかに研究者の手元へ提供することができ、がんの診断をより正確に行うことができます。また、病院と研究所の間には、新薬などを研究する化学療法センターや、遺伝子の研究をするがんプレシジョン医療研究センターがあり、病院と研究所の橋渡しの役割を果たしています。

他の総合病院との連携

糖尿病や循環器など、がん以外の疾患に対して専門的な処置が必要となった場合には、包括的な協定を結んでいる以下の総合病院と連携して対処いたします。   

連携医療施設のご案内

 

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