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【受賞情報】がん研究所 実験病理部の高橋元子博士研究員が、2024年第12回3R+3C国際シンポジウムで「Excellent Poster Award」を受賞しました。

2024年12月10日

がん研究所 実験病理部の高橋元子博士が、2024年第12回3R+3C国際シンポジウムで「Excellent Poster Award」を受賞しました。
演題名:Macromolecular clustering drives mitotic chromosome assembly
    (超分子複合体が促進する分裂期染色体形成)

本シンポジウムは、3R(DNA複製・修復・組換え)+3C(クロマチン・染色体・細胞周期)研究を扱う日本で開催される国際学会で、今回で12回を数える。この賞は注目に値する研究成果について優秀なポスター発表を行ったものに授与される。

この度、伝統ある3R+3C国際会議でポスター賞をいただき、大変光栄に存じます。染色体の構築異常はがんが染色体異数性(染色体本数の異常)を獲得する一因です。実験病理部では、染色体が正しく構築されるための制御機構を理解するための研究を一貫して進めておりますが、本研究では、分裂期にDNAを物理的に折りたたむコンデンシン複合体がどのように制御され、正しく機能するのか、その仕組みの一端を解き明かしました。細胞生物学の基礎的な知見ではありますが、こうした研究の積み重ねが、がん研究の基礎としては不可欠であり、今後も引き続き研究に邁進してまいります。本受賞は広田亨部長をはじめ、実験病理部の皆さん、共同研究者の方々のご支援の賜物であり、心より感謝を申し上げます。

 

2024年第12回3R+3C国際シンポジウム Excellent Poster Award賞受賞

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