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【がん研セミナー(3月26日)のお知らせ 演題:Hippo経路とがん 演者:諸石 寿朗 博士(熊本大学 大学院生命科学研究部 総合医薬科学部門 代謝・循環医学分野 シグナル・代謝医学講座 教授)】

2020年02月04日

がん研セミナー(3月26日)のお知らせ

 

演題:Hippo経路とがん

 

演者:諸石 寿朗 博士(熊本大学 大学院生命科学研究部 総合医薬科学部門 代謝・循環医学分野 シグナル・代謝医学講座 教授)

 

抄録:Hippo経路はもともとショウジョウバエにおいて器官サイズを決定する細胞内シグナル伝達経路として発見されたもので、近年、哺乳類においても臓器の発生や幹細胞・組織再生の生物学、がん化などに重要な役割を担うシグナルとして注目されてきた。特に、細胞におけるHippo経路の阻害は細胞増殖を亢進させることから、Hippo経路はヒトにおいて“がん抑制経路”として働いているのではないかと考えられてきた。しかし、実際のヒトのがんにおいてHippo経路の遺伝子変異はまれで、また、最近の研究ではHippo経路のがん促進的な一面が明らかになるなど、がんの生物学におけるHippo経路の役割は細胞種や状況によって個々に理解されるべき複雑なものへと変化している。本セミナーでは、これまでの研究で明らかになったHippo経路の生理機能と制御機構について概説し、われわれの研究をもとに、がんの発生や腫瘍免疫におけるHippo経路の役割に関して議論を深めたい。

 

参考文献

Yamauchi, T., and Moroishi, T. Hippo Pathway in Mammalian Adaptive Immune System. Cells 8, 398 (2019).

Moroishi, T. et al. The Hippo Pathway Kinases LATS1/2 Suppress Cancer Immunity. Cell 167, 1525–39 (2016).

Moroishi, T. et al. The emerging roles of YAP and TAZ in cancer. Nat. Rev. Cancer 15, 73–9 (2015).

Moroishi, T. et al. A YAP/TAZ-induced feedback mechanism regulates Hippo pathway homeostasis. Genes Dev. 29, 1271–84 (2015).

 

日時:2020年3月26日(木) 16:00〜17:00

 

場所:吉田記念講堂

 

連絡先:高橋 暁子(内線5351)

 

*外部の研究者のご来聴を歓迎いたします。尚、本セミナーの内容は専門的であり、医学・生物分野の研究に携わる方を対象としております。

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