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【受賞情報】中村祐輔がん研究会理事・がんプレシジョン医療研究センター所長が、2020年クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞

2020年09月23日


【受賞者】 中村祐輔(がん研究会 理事・がんプレシジョン医療研究センター所長)

【受賞対象の研究内容】
「For pioneering research developing and applying genetic polymorphic markers and for contributions to genome-wide association studies, both heralding personalized approaches to cancer treatment」

「遺伝的多型マーカーの開発とその応用による先駆的な研究とゲノムワイドな関連研究への貢献により、個別化がん治療の先駆けとなったことに対して」

【受賞コメント】
30年以上にわたって、遺伝子の多様性と病気とのかかわりを研究してきました。引用数という客観的な数字をもとに、私の医学研究への貢献を認められたことを大変名誉に思います。1990年代半ばから「オーダーメイド医療」を提唱してきましたが、「〜体質」「〜家系」が科学的に解明され、がんでも遺伝子の違いをもとにした医療が始まっています。遺伝子の違いをもとに人の多様性を理解し、違いがあっても認めあう社会になってほしいと願っています。そして、研究に協力していただいた患者さん、医療関係者、多くの仲間と支援していただいた文部科学省関係者に感謝を申し上げます。


記者会見での中村祐輔所長(産経新聞社提供)

【クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞とは】
世界的な科学情報企業であるクラリベイト・アナリティクス社(本社:米国フィラデルフィア)が、学術論文の引用データ分析から、その研究成果が「ノーベル賞クラス」とみなされる研究者を発表するものです。研究者の功績を讃え広めることで、科学がより身近なものとして認知されることを目的に、ノーベル賞受賞者の発表に先立つ毎年9月の発表を恒例としています。ノーベル賞のうち4賞(医学・生理学、物理学、化学、経済学)と同カテゴリで構成されており、2019年までに引用栄誉賞を受賞した336名のうち54名が実際にノーベル賞を受賞しています。


クラリベイト、2020年の「引用栄誉賞」受賞者を発表(外部サイトへリンクします)



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