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【重要】新型コロナウイルスの流行に伴う抗がん剤治療について

2020年03月27日

がん研有明病院で抗がん剤治療を受けている、或いは受ける予定の皆様へ


新型コロナウイルスの感染拡大が指摘されています。
もし、皆様が抗がん剤治療中に新型コロナウイルスに感染すると重症化する可能性がありますので、事前の予防対策が重要です。

◇皆様の生活についてのお願い
・抗がん剤治療中または抗がん剤治療予定の方は、外出をやめる、または、最低限にしてください。
・人混み(換気が悪い空間に人が密に集まって会話するような場所)を避けてください。
・こまめな手洗いをこころがけてください(食事前、鼻をかんだあと、咳・くしゃみに触れたあと、帰宅直後、多くの人が触れる箇所を触った後などに、 手指消毒用アルコールによる消毒や、石けんによる手洗い(最低20秒)をおこなうことをお勧めします)。
・不用意に顔(目、鼻、口)を手で触れないようにこころがけてください (ドアノブなど多くの人が触れる場所を触っていた場合は、手洗いをしたあとに顔を触れることをお勧めします)。
・睡眠や食事をしっかりとり、体調を整えておくことも大事です。
・これらの対策は、家族ぐるみで行うことで有効性が増します。

◇外来受診についてのお願い
・ご自宅を出られる前に、体温を測定してください。もし、37.5度以上の発熱、または咳などの呼吸器症状があった場合には、入手可能であれば必ずマスクを着用の上で受診してください。また、症状について受付時に最初にお伝えください。
・受診時あるいはATC(外来治療センター)で体温測定を行い、主治医の判断で治療を中止する可能性があります。
・付き添いの方の来院は最小限にし、なるべく院外でお待ち下さい。風邪の症状がある方の同伴はご遠慮ください。
・咳エチケット (咳やくしゃみが出る人はマスクを着用する。マスクが無い場合には袖や上着の内側で覆う。ティッシュを使用する場合は鼻・口を覆い、 使用後はすみやかに破棄し、その後手を洗う)の遵守をお願い致します。

※症状の有無に関わらずマスク着用をすることに一定のメリットはあるかもしれませんが、一般的に非医療者がマスクを使用する意義としては、「咳や鼻水などの呼吸器症状がある人が他人にうつさないようにするため」や、「呼吸器症状がある人を看病するときの感染予防」「呼吸器症状がある人の至近距離 (満員電車など)での感染予防」などに限られていることや、マスクそのものが手に入りにくい昨今の状況に鑑み、皆様のマスク着用を一律にはお願いするものではありません。


当院では皆様が安心して最適ながん治療を受けられるよう、感染への対応策を準備していますが、感染拡大の状況によっては病院として診療を縮小せざるをえなくなるかもしれません。その際には、治療方法や予約変更をお願いする場合がありますので、ご理解頂きますようお願い致します。

なお、診療が停止するような状況では、次の予約が決まり次第、当院からご連絡差し上げます。またホームページに診療状況についての速報を載せますので、そちらをご確認いただき、お電話でのお問い合わせはできるだけお控え頂くようお願い致します。

がん研有明病院ホームページ:https://www.jfcr.or.jp/hospital/index.html

がん研有明病院 病院長

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