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【がん研セミナー】5月20日16時『がん幹細胞の分子機構』清水孝恒博士・佐谷秀行博士(慶応)(4.1更新)

2011年03月29日

がん研セミナー(5月20日)のお知らせ 

演題:がん幹細胞の分子機構
   1)マウス骨髄ストローマ細胞からの骨肉腫幹細胞の誘導
   2)CD44のがん幹細胞における役割

演者:清水孝恒 博士 ・ 佐谷秀行 博士
    慶應義塾大学医学部先端医科学研究所遺伝子制御研究部門

日時:2011年 5月20日 16時-17時30分

場所:吉田講堂

連絡先:清宮啓之 (内線5491)  

抄録: 
1)マウス骨髄ストローマ細胞からの骨肉腫幹細胞の誘導(清水博士)
骨肉腫は造血器悪性腫瘍を除き、最も頻度の高い骨原発の悪性腫瘍であり、転移・進行例は難治性で予後も悪い。今回、私たちはマウス骨髄ストローマ細胞に遺伝子操作を加えることにより骨肉腫マウスモデルを樹立した。in vitroで誘導した骨肉腫細胞はin vivoで分化能、自己複製能を示し、癌幹細胞としての性質を有していた。さらに、骨肉腫発生の起源細胞として分化度の異なる2種の細胞が存在する可能性が示唆され、分化能が癌幹細胞の性質を制御する可能性が示唆された。

2)CD44のがん幹細胞における役割(佐谷博士)
CD44は多くの上皮性腫瘍のがん幹細胞のマーカーとして知られているが、その機能的意義については明らかではない。私たちはCD44のスプライスバリアントが細胞内のレドックス制御に関わり、がん幹細胞の治療抵抗性を調節していることを見出した。更に、この機能ががんの転移巣形成にも重要であることを明らかにした。

*外部の研究者のご来聴を歓迎いたします。尚、本セミナーの内容は専門的であり、生物医学分野の研究に携わる方を対象としております。

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