最終更新日 :
2025年6月9日
研究内容目次
- 臨床部
ポドプラニン標的抗体の抗腫瘍効果の検討
3次元細胞培養モデルによる新規抗がん剤スクリーニング - TOPPANラボ
- 血液腫瘍科
造血器腫瘍における分子生物学的解明、遺伝子変異、染色体分析について
- 先端医療開発科
臨床部/先端医療開発科グループの研究内容
TOPPANラボ
- 2018年10月に、がん研究会は凸版印刷株式会社(現在のTOPPANホールディングス株式会社)と共同研究契約を結び、共同ラボ(TOPPAN Lab)を設立することとなった。TOPPANホールディングス株式会社は、2016年より基礎研究部と3次元細胞培養モデルを用いた研究を、2017年からは有明病院消化器化学療法科と消化器がんのバイオマーカー探索に関わる研究を共同で実施する関係にあった。こうしたがん研究会の中でも基礎系と臨床系に分散しているTOPPANホールディングス株式会社との共同研究を集約し、より効率的に共同研究を発展させていくため、共同研究スペースの拡充や凸版印刷からの研究者の常駐の可能性を含めた両者の話し合いが行われた。その結果、2018年に施設利用を含めた共同研究契約を新たに結び直した上で、TOPPAN Labを臨床部内に設立することとなった。
- 共同研究契約締結後すぐに、臨床部のおよそ半分のスペースに最新鋭の解析機器や培養機器が導入され、TOPPAN Labの稼働体制が整った。また、TOPPANホールディングス株式会社からは常駐者が6名派遣され、共同研究が開始された。TOPPAN Labのロゴも臨床部の廊下に掲げられている。