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  • 造血器腫瘍における分子生物学的解明、遺伝子変異、染色体分析について

研究内容

最終更新日 : 2025年6月9日

研究内容目次

臨床部/先端医療開発科グループの研究内容

先端医療開発科グループの研究内容

がん研究会 有明病院 先端医療開発科(当科)ではがんに対する新規薬剤(治療法)の早期臨床試験(おもに第I相試験)を行っております。近年の動向として、さまざまな薬剤モダリティ(低分子医薬、中分子医薬、抗体医薬、抗体薬物複合体、核酸医薬、細胞治療など)、作用機序をもつ新規がん治療薬の登場、マルチオミックス解析による個別化医療の推進により、新規がん治療の開発は複雑化・多岐化・高度化が加速しています。当科メンバーは、がん化学療法センター臨床部において、薬剤治療開発に連動したトランスレーショナルリサーチを実践しています。in houseのアッセイとして最新の免疫解析機器(マルチカラーフローサイトメトリー、マスサイトメトリー、多重免疫染色など)を駆使して臨床検体の腫瘍免疫応答解析を行なっています。

当グループにおける研究(抜粋)

(AMED 全ゲノム研究)

  • がん全ゲノム解析を用いた乳癌術前化学療法の最適化
  • 全ゲノム情報等を用いたがん特異的抗原の同定と免疫学的検証

(臨床試験グループにおけるTR)

  • JCOG 1919E試験TR; ホルモン受容体陽性HER2陰性進行再発乳癌に対するパクリタキセル+ベバシズマブ+アテゾリズマブのランダム化比較第V相医師主導治験に関する附随研究

その他、公的研究(AMED、科研費など)、臨床試験グループ(JCOG, WJOG, JBCRGなど)におけるTR、当会 がん研究所、がん化学療法センター、有明病院の各部署、他機関(アカデミア、企業など)と多数の共同研究を実施しています。

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