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【ニュースリリース】SB TEMPUSとがん研究会がアダプタ導入に関する基本合意書を締結 がん診療領域における個別化医療の加速を目的に、医師のデータ利活用を促進するためのアダプタの導入について協力

2024年12月06日

株式会社SB TEMPUS(以下「SB TEMPUS」)と公益財団法人がん研究会は、このたび、がん診療領域の個別化医療を加速させることを目的として、臨床現場・研究における医療データの利活用を促進するアダプタの導入に協力することについて基本合意書を締結しました。
本合意書に基づき、両者は、2025年以降のがん研有明病院への本格導入に向けてアダプタの設計・開発に取り組んでまいります。 SB TEMPUSは、医療データの価値を最大限に引き出し、医師が患者一人ひとりに最適な治療を提供するための支援基盤を強化することで、個別化医療の実現に取り組んでまいります。

アダプタの導入により、病院内で蓄積された診療記録、画像検査や病理検査の結果、ゲノム情報など、さまざまな医療データを自動で抽出、構造化することを目指します。これにより医師は、より効率的に臨床研究を実施したり、治療方法を決定したりすることが可能になると期待されます。


がん研有明病院 佐野 武病院長のコメント

「がんの性質は患者ごとに大きく異なるため、がんの本態解明と治療開発を加速化し、がんゲノム研究に基づく個別化医療のさらなる実践に期待が高まっています。当院では、日本初のがん専門病院として長年に渡って蓄積し続けている様々な医療データの構造化に取り組み、がん治療に特化した統合がん臨床データベースを開発・構築してきました。今回、SB TEMPUSとともに設計・開発を予定しているアダプタにより、更に異なる切り口で医療データを抽出し、個別化医療のさらなる推進を目指します。がん研究会は、医療データの利活用に積極的に取り組むにあたって、AI等の最新情報処理技術やがんゲノム検査等を活用し、これからも人類の福祉に貢献してまいります。」


■ 株式会社SB TEMPUSについて
SB TEMPUSは、AIと精密医療のリーディングカンパニーであるTempus AI, Inc.が米国で蓄 積した知見や技術を応用した個別化医療を支援するサービスを日本で提供することを目的 に、ソフトバンクグループ株式会社とTempus AI, Inc.の合弁会社として設立されました。SB TEMPUSは、医療データとAIに基づく診断と治療の推進によって、日本の医療界と緊密に連携しながら、医療の飛躍的な進歩に貢献していきます。

■ 公益財団法人がん研究会について
がん研究会は、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」ことを基本理念として掲げ、 研究所と病院が一体となってがんの本態と個性を明らかにし、がんの診断・治療・予防に貢献すると共に、生命科学の先端を開拓することを目指しています。その実現に向けて、新薬開発のための臨床試験(治験)や、新たな治療法・ 診断法の開発につながる臨床研究を積極的に実施しています。また、基礎研究を診断・治療法の開発へつなげる橋渡し研究、いわゆる「トランスレーショナルリサーチ」も推進しています。

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