
お知らせ
がん研有明病院と明治薬科大学が包括連携協定を締結
2024年12月12日
公益財団法人がん研究会有明病院(病院長:佐野武、所在地:東京都江東区、以下
「がん研有明病院」)と学校法人明治薬科大学(学長:越前宏俊、所在地:東京都清瀬市、以下「明治薬科大学」)は、双方が有する人的・物的資源を有効に活用することにより、学術研究、教育、社会貢献、人材育成等の推進を図ることを目的として、2024年12月1日付で包括連携協定を締結しました。
すでに明治薬科大学は、2000年より公益財団法人がん研究会のがん研究所と教育・研究協力に関する協定を締結しており、今回のがん研有明病院との包括連携の開始により、両法人の連携関係がさらに強化・拡充されます。
近年の病院薬剤師業務は高度化に加え、臨床への専門的な関与が進みチーム医療の中での役割もより一層重要となっています。特に特定機能病院における薬剤師業務は臨床、教育・研修、研究の何れにおいても先進的な関与が求められます。連携協定による医療機関と大学との交流により、薬学の教育や研究を強化することで、がんの薬物治療で指導的役割を担う薬剤師の人材育成を目指します。
がん研有明病院は、日本で最初のがん専門病院であり、我が国のがん医療において主導的な役割を果たしてきました。また明治薬科大学は、薬剤師教育が6年制となる以前から大学院臨床薬学専攻を通じて臨床薬剤師教育に先導的な役割を果たしております。
今回の両者の包括連携の開始により、がん領域の人材育成、並びに研究活動を協同で推進してまいります。
【公益財団法人がん研究会について】
がん研究会は1908年に日本初のがん専門機関として発足して以来、100年以上にわたり
日本のがん研究・がん医療において主導的な役割を果たしてきました。基礎的ながん研
究を推進する「がん研究所」や、新薬開発やがんゲノム医療研究を推進する「がん化学
療法センター」「がんプレシジョン医療研究センター」、さらに新しい医療の創造をする
「がん研有明病院」を擁し、一体となってがんの克服を目指しています。
ウェブサイト: https://www.jfcr.or.jp/
【学校法人明治薬科大学について】
明治薬科大学は1902年の創学以来123年間にわたり、建学の精神である「薬学の普及
と社会に有用な薬剤師を養成し、医薬分業を実施し、もって国民の保健衛生へ貢献
する。」を目的として薬剤師教育を実施しています。また、薬剤師教育を目的とする
6 年制薬学科に加え、従来からの薬学研究の資産を継承する研究者養成を目的とし
た生命創薬科学科を併設し、医学と連携した教育と研究に邁進しています。
ウェブサイト:https://www.my-pharm.ac.jp/
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