印刷

  • HOME
  • お知らせ
  • がん研有明病院とノバルティス ファーマが 治験に関する戦略的パートナーシップ協定を締結 〜患者さんの治験への参加機会の拡大と効率化を目指す新たな協力体制〜
お知らせ
お知らせ

お知らせ

お知らせ

がん研有明病院とノバルティス ファーマが 治験に関する戦略的パートナーシップ協定を締結 〜患者さんの治験への参加機会の拡大と効率化を目指す新たな協力体制〜

2025年06月24日

 公益財団法人がん研究会有明病院(以下、がん研有明病院)とノバルティス ファーマ株式会社(以下、ノバルティス)は、日本国内におけるグローバル治験の機会拡大および治験プロセスの効率化を目的とした戦略的パートナーシップ協定を締結しました。本協定は、ノバルティスが推進する「ストラテジックサイトパートナーシッププログラム」における国内初の事例となります。さらに、ノバルティスが日本国内での治験を促進する取り組みとして重要な一歩となるものです。

【新規モダリティの治験実施体制の構築と効率化】
 本協定により、がん領域の新規治験薬、特に放射性リガンド療法の治験実施体制の構築を進めるとともに、治験の迅速化とそれにかかる人材および費用の最適化を進めます。これにより、患者さんがより早く治験に参加できる環境を整え、治験プロセス全体のさらなる効率化(治験エコシステム)に貢献します。

【優先施設としての位置づけ】
 がん研有明病院はノバルティスのがん領域治験における「優先施設」となり、優先的に多くの治験の実施が検討される予定です。この取り組みにより、がん患者さんの治験参加機会がさらに広がり、新しい治験選択肢へのアクセスも促進されます。
 がん研有明病院の佐野 武 病院長は、「革新的ながん治療薬を開発するノバルティスとパートナーシップ協定を締結することを大変嬉しく思います。本協定に基づいて治験環境の最適化を推進し、多くの治療機会を患者さんに届けることにより、『がん克服をもって人類の福祉に貢献する』というがん研究会の理念を実現していくことを期待しています」と述べています。
 ノバルティスの常務取締役開発本部 廣瀬 徹 本部長は、次のように述べています。「本協定の締結は、ノバルティスとして国内初の取り組みであり、日本の創薬力強化の一助になることを期待しています。がん研有明病院様との協力を通じて、患者さんの革新的な新薬治験へのアクセス向上と治験の最適化に向けた取り組みを推進してまいります」

■公益財団法人がん研究会について
公益財団法人がん研究会は、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」ことを基本理念に掲げ、研究所と病院が一体となり、がんの本態と個性を明らかにし、がんの診断・治療・予防に貢献することを目指しています。その実現に向けて、新薬開発のための臨床試験(治験)やトランスレーショナルリサーチを積極的に推進しています。
詳細はホームページをご覧ください。https://www.jfcr.or.jp/

■ノバルティスについて
ノバルティスは、革新的医薬品の研究、開発、製造、販売を行うグローバル製薬企業です。ノバルティスは、患者さん、医療従事者、社会全体と共に病に向き合い、人びとがより充実した健やかな毎日を過ごせるため「医薬の未来を描く (Reimagining Medicine)」ことを追求しています。ノバルティスの医薬品は、世界中で2.5億人の患者さんに届けられています。
詳細はホームページをご覧ください。https://www.novartis.com
ノバルティスのソーシャルメディアもご覧ください。 Facebook LinkedIn X/Twitter Instagram

■お問い合わせ先
公益財団法人がん研究会
社会連携部 広報課
E-mail: ganken-pr@jfcr.or.jp

関連PDF

このページのTOPへ