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医療関係者の方へ
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フェロー(新専門医制度での専門研修)

最終更新日 : 2026年5月1日
がん専門病院だからこそ学べる、腫瘍内科がある。
〜標準治療・治験・希少がんを通じて、腫瘍内科を体系的に学ぶ2年間〜

フェロー(新専門医制度での専門研修)

新専門医制度におけるサブスペシャリティ領域の専門研修(卒後6年目以降)については、2022年度より「フェロー制度」を開始し、積極的に募集しています。
各診療科に「医員」として所属して専門研修を受けることも可能ですが、複数診療科にまたがる「腫瘍内科専門研修」については、「腫瘍内科フェロー」としての採用を行っています。

Vision
当院で研修をすれば他のどこよりも力がつく
充実した研修システムを構築し、
世界の第一線で活躍する
「がん研卒」の腫瘍内科医を育成する

新専門医制度において、内科専門医取得後のサブスペシャルティ領域の一つとして、腫瘍内科領域があります。腫瘍内科専門医を目指す場合、初期臨床研修(2年間)と内科専門研修(3年間)を終えたあとに、腫瘍内科専門研修を開始していただく形になります。当院では、6年目以降で、腫瘍内科専門研修を希望される方に、高度で包括的な研修カリキュラムを用意しています。がん専門病院で実力をつけ、真の腫瘍内科医として、目の前の患者さんの役に立ちたい、あるいは、世界に羽ばたきたい、という方は、是非、ご応募ください。

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がん研有明病院腫瘍内科フェロー制度の概要

2年間の研修期間で、腫瘍内科医としての基本知識・技能を習得し、腫瘍内科専門医取得を目指していただきます。2年間の研修後、当院に残って腫瘍内科医として活躍する道もありますし、腫瘍内科医を必要とする全国の病院で働くことも可能です。研修後のキャリアについても、責任を持ってサポートいたします。

腫瘍内科専門医取得のために必須の診療科をローテーションする必要がありますが、ご本人のご希望に応じて、臨機応変にコース設定が可能です。特定の診療科を中心にローテーションし、専門性の高い研修を受けられる「先端医療開発科重点コース」「緩和ケア重点コース」「呼吸器重点コース」「消化管重点コース」「肝・胆・膵重点コース」「乳腺重点コース」「血液重点コース」等も設定しています。

また、研修期間中や後に、研究所での研究に携わったり、連携大学院での学位取得を目指したりすることも可能です。

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ご挨拶

腫瘍内科フェロー制度責任者
乳腺内科部長 高野 利実

高野先生

腫瘍内科の未来を創るのは君だ!

このサイトにたどりついていただき、ありがとうございます。ご縁があってこの文章を読んでいただけていること、とても嬉しく思います。

私のライフワークは、腫瘍内科医育成で、この腫瘍内科フェロー制度にも、強い思い入れを持って取り組んでいます。

2020年に当院に赴任する前は、虎の門病院臨床腫瘍科に10年間在籍し、腫瘍内科医育成に力を入れてきました。また、日本臨床腫瘍学会では、専門医部会長として、「医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー」を企画するなど、日本全体での腫瘍内科医育成に取り組んできました。

新専門医制度がスタートし、腫瘍内科は、内科サブスペシャルティ領域として正式に位置付けられました。新制度への移行では多少の混乱もありましたが、今後は、日本臨床腫瘍学会の「がん薬物療法専門医」も新専門医制度に対応していくことになります。

新専門医制度のもと、当院としても、腫瘍内科の専門医をさらに増やすとともに、その質の向上にも貢献していくつもりです。

がんの患者さんは増え続け、その多くが腫瘍内科医を必要としています。医療制度や専門医制度が変わっても、腫瘍内科医の必要性が揺らぐことはありません。

腫瘍内科医を志す方に伝えたい4つのメッセージがあります。

  1. 皆さんと同じように、腫瘍内科医を目指すやる気のある医師はたくさんいる。
  2. 真の腫瘍内科医を育てようという熱意にあふれた指導医もたくさんいる。
  3. 何よりも、世界中のがん患者さんたちが腫瘍内科医を待っている。
  4. 腫瘍内科の未来を創るのは君だ!

日本全国に、仲間も、指導医も、患者さんも、たくさんいますが、がん研有明病院にはより多くの方が集っていますので、研修先として不足はないと思います。高い目標を持っている方は、是非、研修先の候補としてご検討ください。

私たちは、けっして、当院の発展だけを考え、皆さんを抱え込むようなつもりはありません。皆さんが、腫瘍内科医として当院で研鑽を積んだのちに、それぞれの場所で活躍し、あるいは、世界に羽ばたいていただくことを願っています。有明を優秀な人材が行き交うプラットフォームにすること、そして、患者さんの幸せを支えられるような真のオンコロジストを育てることが、私たちの理念です。

是非、腫瘍内科フェローとして有明にお越しください。

一緒に、腫瘍内科の未来を創っていきましょう!

指導医からのメッセージ

がん早期臨床開発部 部長 古川孝広

我々腫瘍内科では、各専門領域のエキスパート医師が揃っており、ガイドラインに沿った日常臨床や支持療法を実践できるようになり、国際共同試験により日常臨床を変えるような仕事を行って頂きます。またゲノム中核拠点病院の立場からゲノム診療の発展や、先端医療開発として、グローバルファーストインヒューマン試験の実施など、未来の薬剤開発についても学ぶことができます。日本からがんになって困る患者がいなくなるように、我々と共に学んでいきましょう。

総合腫瘍科 副医長 福田直樹

当院は多くの症例が集まる、いわゆるハイボリュームセンターであり、短期間であっても標準治療や治験のほか、標準治療の実施が難しい患者さんや標準治療が存在しない希少がんの患者さんなど、幅広い症例の経験を積むことができます。腫瘍内科は花形ではないかもしれませんが、臓器ではなく人間を診る全人的な医師としての力が求められる魅力的な診療科だと考えています。当院の腫瘍内科研修には、若い先生方の希望に応じた研修ができる文化が根付いており、皆さんと当院で是非一緒に勉強できればと思います。

消化器化学療法科 副医長 福岡聖大

消化器化学療法科では食道癌・胃癌・大腸癌の化学療法を専門とする医師11名(スタッフ9名、医員2名)が診療を行っています。切除不能例に対する化学療法のみならず、術前・術後補助療法など院内の消化管領域の化学療法を一手に引き受けております。当科の特徴としては1次治療導入や治療レジメンの切り替えを入院で行っており、毎朝入院症例を共有しています。客観的な視点を入れることにより、独善的な治療方針にならないように診療の質を担保しています。短期間でも多くの症例を担当することが可能であり、一般的には希少とされる病態や有害事象を経験することにより、がん診療の応用力を養うことが可能です。また豊富な症例からなるデータベースを構築しており、日常診療におけるCQを立案しデータ解析を行うことが出来ます。短期ローテーションでもやる気次第では学会発表・論文作成も可能です。何よりもここで築いた人間関係は今後の人生の大きな財産になることは間違いないでしょう。私自身のがん専門病院で教育を受けてきた経験やTR研究の経験を活かして、後進の指導に全力を注ぎたいと考えております。ぜひ一度見学に来てください。

研修受講者の声

青山 陽亮 (第1期腫瘍内科フェロー修了生)

当院の腫瘍内科フェロープログラムは、幅広く多くの症例を経験できるのが特徴です。腫瘍内科の専門医(がん薬物療法専門医)申請に必要な病歴要約では、主要領域の薬物療法経験だけでなく、頭頸部や泌尿器、婦人科などの症例経験が望まれますが、当院の研修では余裕をもって必要症例を経験することが可能です。また、メンターや各診療科の上級医の先生方が手厚く指導してくださり、しっかりと準備した上で専門医試験にのぞむことができました。腫瘍内科研修の「量」と「質」、ともに高い水準で2年間を過ごすことが可能です。臨床だけでなく、研究や学会発表、論文作成の支援体制も整っております。また、以前から働き方改革に病院をあげて取り組んでおり、フェローに負担がかかりすぎないよう配慮しております。フェロー修了後の進路はそれぞれですが、私は自身の専門領域である乳腺内科の医員として引き続き当院で研鑽を積んでおります。腫瘍内科医を目指す若手医師の皆様、ぜひこの充実した環境で一緒に働きましょう。ご応募お待ちしております。

尾崎 遥(第3期腫瘍内科フェロー修了生)

私が当院を選んだ理由は、がん専門病院ならではの豊富な症例数と最短2年間でがん薬物療法専門医を目指せる効率的かつフレキシブルなプログラムに魅力を感じたからです。
実際の研修では各科のアクティビティが高く、想像以上の症例数を経験できました。各ローテーションにはメンター制度があり、専門医取得のためのレポート作成や学会発表、論文投稿まで手厚いサポートを受けられます。私はプログラムの自由度を活かして先端医療開発科を重点的にローテートしました。最前線での早期薬剤開発の経験は、日本の開発の現状を知り、今後のキャリアを見据える上でかけがえのない財産となっています。
最短での専門医取得を目指す方はもちろん、自身の興味に合わせたオーダーメイドの研修や、充実したリソースを活かしてアカデミックに活動したい方に最適の環境です。あなたもぜひ、がん研の腫瘍内科フェローとして第一歩を踏み出しませんか?

戸田 恵有沙(第4期腫瘍内科フェロー)

もともと腫瘍内科を志望していた私は、初期研修修了後に虎の門病院臨床腫瘍科で内科専攻医研修を行い、がん患者さんとご家族に寄り添いながら、治療から緩和ケアまで幅広く経験してきました。さらに専門性を高めたいと考え、high-volume centerである当院のフェロー制度に応募しました。当院には各分野の第一人者がおり、日々の診療やカンファレンス、何気ない会話の中からも多くの学びを得られます。また、臨床試験や治験も豊富で、新しい治療に関わる貴重な経験ができる環境です。症例経験や研究指導体制も整っており、自分の目標に合わせて成長できると感じています。腫瘍内科医としての専門性を高めたい先生方と、ぜひ一緒に学べることを楽しみにしています。

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研修受講者のローテーション例

腫瘍内科専門医取得のために必須の診療科をローテーションする必要がありますが、ご本人のご希望に応じて、臨機応変にコース設定が可能です。

基本のローテーション

※ 1年目は、乳腺内科、呼吸器内科、血液腫瘍科、消化器化学療法科の4科を3ヵ月ずつローテーションし、2年目は希望に応じて設定します。ローテーションの順番は前後する可能性があります。

修了生のローテーション例

Aさん(血液腫瘍科を重点的にローテーション)

Bさん(先端医療開発科を重点的にローテーション)

募集情報

応募資格

  • 次年度が卒後6年目以降になる者
  • 新専門医制度における内科専門研修を修了した者あるいは修了見込みの者
  • 新専門医制度における腫瘍内科専門医(従来のがん薬物療法専門医)の取得を目指す者

募集人数

4名程度

研修期間

原則2年間

選考方法

書類選考→面接→内定

※選考方法は変更となる可能性がございます

応募書類提出先

公益財団法人がん研究会 人事部 教育・研修課 kyouikukenshu@jfcr.or.jp

応募期間

2026年9月30日(水)書類必着

 ※期限を過ぎても応募を受け付けられる場合があります。ご希望の方は一度お問い合わせください。

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FAQ

研修期間はどのくらいですか?
原則2年間となります。
Q. ローテーションする診療科は選べますか?
必須の診療科をローテーションする必要がありますが、ご本人のご希望に応じて、臨機応変にコース設定が可能です。特定の診療科を中心にローテーションし、専門性の高い研修を受けることも可能です。
Q.研修後のキャリア例を教えてください。
2年間の研修後、当院に残って腫瘍内科医として活躍する道もありますし、腫瘍内科医を必要とする全国の病院で働く方もいらっしゃいます。また、研修期間中や後に、研究所での研究に携わったり、連携大学院での学位取得を目指したりすることも可能です。
Q. 当直はありますか?
あります。
Q. 休日や休暇について教えてください。
休日は土曜、日曜、祝祭日、年末年始(12/29〜1/3)、創立記念日(指定特別休暇)となり、
休暇は有給休暇(初年度 4 月入職の場合 15 日)、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休職、介護休職、留学休職 などがあります。
Q. 通勤手当や住宅手当はありますか?
通勤手当、住宅手当、家族手当、育児支援手当、当直手当など各種手当があります。

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お問い合わせ

がん研究会 人事部 教育・研修課 
メールアドレス kyouikukenshu@jfcr.or.jp

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