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上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)

最終更新日 : 2023年4月12日

一般的に胃カメラと呼ばれる検査です。今日では上部消化管(食道、胃、十二指腸)の病気の診断や治療になくてはならないものになっています。また、当院では咽頭の観察も同時に行っており、咽頭癌の早期発見も可能です。

上部内視鏡検査5

<上部消化管内視鏡検査について>
上部消化管内視鏡検査には経鼻内視鏡検査(細経内視鏡:直径約6o)と経口内視鏡検査(直径約10o)がありますが、当院では以下の理由から全例拡大機能付きの経口内視鏡を用いて検査を行っています。
・より鮮明な画像が得られる:病変の発見率向上が期待されます。
・拡大機能付きの内視鏡:病変の質的診断(炎症と癌の鑑別など)及び病変の詳細な観察が可能となり、その後の治療にスムースに移行することが可能となります。

<鎮静薬について>
当院では内視鏡検査を行う際に、ご希望により「鎮静薬」を使用しています。そのため、比較的径の太い経口内視鏡を用いても苦痛のない検査が可能となります。また、下咽頭など、嘔吐反射により観察が困難な部位における詳細な観察が可能となります。