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患者さん・主治医の方へ
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最終更新日 :
2024年10月11日
- 実施中の治験
- 実施中の先進医療
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実施中の臨床研究
(情報公開) -
先進がん治療開発
センターについて
先進医療とは、新しい医療技術と患者さんの要望の多様化により、保険診療の医療水準を超えた最新の先進技術として、厚生労働大臣から承認された医療行為のことを言います。平成18年10月、従来の高度先進医療と先進医療が統合されて先進医療となりました。
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先進医療B
S-1内服投与並びにパクリタキセル静脈内及び腹腔内投与の併用療法 [概要]
浸潤性膵管癌のうち、審査腹腔鏡検査や開腹手術にて腹膜転移が診断された患者さんを対象としています。S-1という抗癌剤の内服投与とパクリタキセルという抗癌薬の静脈内投与に加え、腹腔内にパクリタキセルを投与する治療法の有用性・安全性を評価すること目的とし、本試験の結果により、腹膜投与療法が新たな治療選択肢として確立されることが期待されています。[研究責任者]
肝胆膵外科
井上陽介[受理番号]
(先294)第3号術前のゲムシタビン静脈内投与及びナブ―パクリタキセル静脈内投与の併用療法 [概要]
70歳以上80歳未満の切除可能膵癌患者さんを対象としています。ゲムシタビンとS1を組み合わせた治療を術前に行い切除を行うことが標準治療となっていますが、ゲムシタビンとナブパクリタキセルを組み合わせた治療を術前に行うことの有効性と安全性を検証することを目的としています。[研究責任者]
肝胆膵内科
尾阪 将人[受理番号]
(先365)第2号アスピリン経口投与療法 家族性大腸腺腫症 [概要]
家族性大腸腺腫症の患者さんを対象としています。家族大腸腺腫症の標準治療は予防的大腸全摘術ですが、術後の生活の質の低下などを理由に、手術を希望しない患者さんが増えてきています。これまでの試験で、大腸内視鏡を用いて腺腫を可能な限り摘除した後に低用量アスピリンを内服することにより、家族性大腸腺腫症の患者さんの大腸ポリープ再発を半分に抑えることができました。そこで、内視鏡治療に低用量アスピリンのポリープ重症化予防効果を合わせることで大腸がんの発生を予防/遅延することができると考え、本研究を行うことになりました。[研究責任者]
下部消化管内科
斎藤彰一[受理番号]
(先345)第2号アルゴンプラズマ高周波焼灼・凝固療法 [概要]
様々な理由で内視鏡的切除術が実施できない食道表在がんの患者さんを対象としています。現在、アルゴンプラズマ高周波焼灼・凝固療法(APC療法)は内視鏡的な止血治療として保険診療が認められ、食道癌診療ガイドラインで内視鏡的切除術が実施できない場合の選択肢として挙げられています。しかし、有効性・安全性のデータが不足しているため、食道表在がんにおけるAPC療法の実施は保険診療で認められていません。今回、食道表在がんについて、APC療法を保険診療で実施できるようにするため、その有効性および安全性を確認するために本研究を計画しました。[研究責任者]
上部消化管内科
石山 晃世志[受理番号]
(先377)第1号