
先進がん治療開発センターについて
「先進がん治療開発センター」のご紹介
丸山大
院長補佐
血液腫瘍科部長
先進がん治療開発センター長
臨床試験支援部長
治験薬管理室長
石ア秀信
先進がん治療開発センター
副センター長
がん研究会はがん診療・がん研究におけるhigh-volume centerであり、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」というミッションを掲げています。私たちは世界に通ずるがん治療開発に貢献し、ひとりでも多くのがん患者さんにより良い治療を提供できる医療機関となる使命があります。その使命を果たすためには、がん研究会における早期探索開発(Translational Research:TR)を含めた治験・臨床研究の推進および Academic Research Organization(ARO)機能を兼ね備えた研究支援部門の拡充が必須です。こうした背景から、2022年4月にそれまでの臨床研究・開発センターと先端医療開発センターとを統合・再編成して、新たに先進がん治療開発センター(Center for Development of Advanced Cancer Therapy: CDACT)が組織されました。
CDACT は臨床試験支援部、審査管理部、企画戦略部、TR支援部、医療機器開発部から構成されています。がん研究会に求められる質の高い臨床研究や治験を円滑かつ効率的に実施し、また研究本部や外部機関・企業などと連携して TR/リバース-TR(R-TR)を推進するための包括的な支援機能を集約しています。
CDACT では、がん研究会のミッション「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」に資する臨床研究・治験・TR/R-TR の実施を支援し、新たな治療や知見を創出するために活動します。がん研究会と CDACT にどうかご期待ください。
青文字部分をクリックすると該当部署の紹介がご覧いただけます。(順次開設していきます)
臨床研究に関する実施方針
当院は、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」というがん研究会の理念に基づき、以下の方針のもと、がんの新たな治療法や診断法につながる臨床研究を積極的に実施します。
- 世界的な医の倫理の規範である「ヘルシンキ宣言」に基づき、人間の尊厳と人権を守り、適性かつ円滑に臨床研究を実施します。
- 外部の委員を含む倫理審査委員会において、倫理的・科学的な観点で厳しい審査を行い、承認を受けた臨床研究のみを実施します。
- 研究参加者に充分な説明を行い、研究参加者の自由意志による同意を得た上で臨床研究を実施します。
- 研究参加者の個人情報の保護を遵守します。
- 法令、指針、社会規範に従って、適切に臨床研究を実施します。
- 国内外の医療機関・研究機関や企業などと連携して実施する臨床研究を積極的に推進し、新たな医療技術の創出を加速させます。
-
患者さん・主治医の方へ
当院で実施中の治験についてご紹介しています当院で実施中の先進医療についてご紹介しています「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、当院で実施中の臨床研究うちオプトアウト対応の研究について情報公開をしています。オプトアウトとは臨床研究に関する情報をホームページなどで公開して、臨床研究への参加を拒否する機会を保障することをいいます。⇒こちら※外部サイトにリンクします -
治験依頼者の方へ
がん研有明病院に治験実施を依頼したいとお考えの企業の方を対象に、治験実施の打診から申請までに必要な情報を掲載しています。治験倫理審査委員会について、委員、手順書、議事録等を掲載しています。 -
研究者の皆様へ
「臨床研究法」に基づく特定臨床研究の審査申請に必要な情報、並びに認定臨床研究審査委員会(CRB)に関する情報を掲載しています「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づく臨床研究の審査申請に必要な情報、並びに医学系研究倫理審査委員会に関する、委員、手順書、議事録等を掲載しています。