1.開催日時 : |
2022年11月2日(水) 13時00分から14時50分 |
2.開催場所 : |
がん研究会有明病院 会議室A/B |
3.出席委員 : |
外部委員・委員長 |
遠山 信幸(医師:自治医科大学附属さいたま医療センター教授) |
外部委員 |
大滝 恭弘(弁護士:帝京大学医療共通教育研究センター教授) |
外部委員 |
瀧澤 邦夫(医療を受ける者) |
内部委員 |
斎藤 彰一(医師:がん研究会有明病院 下部消化管内科部長) |
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4.がん研出席者 : |
理事長 |
浅野 敏雄 |
管理者 |
佐野 武(病院長/病院本部長) |
医療安全管理責任者 |
大野 真司(副院長) |
医療安全管理部長 |
山本 豊(医師) |
医薬品安全管理責任者 |
山口 正和(院長補佐/薬剤部長) |
IC委員会委員長 |
笹平 直樹(医師/肝胆膵内科部長) |
医療安全管理者 |
中山 章子(ジェネラルリスクマネージャー/看護師長) |
医療安全管理者 |
川尻 恵子(ジェネラルリスクマネージャー/副看護師長) |
医療安全管理者 |
根本 真記(ジェネラルリスクマネージャー/主任薬剤師) |
オブザーバー |
馬場 慎也(がん研究会 チーフコンプライアンスオフィサー) |
幹事 |
野本 啓司(医療QMC事務室室長) |
幹事 |
青木 智恵子(医療QMC事務室係長) |
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5.議題: |
- インシデント・アクシデントレポート報告数の分析
- 事例検討・有害事象症例について
- 病院機能評価中間結果における課題と取り組みについて
- 看護師のIC時の同席基準や状況、同席率(入院・外来)について
- 院内巡視(薬剤部・12階東病棟)
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6.監査結果・監査委員
からの講評 |
- 徐々に改善が進んでいる。安全面に関しては組織体制変更に伴い横断的にわかりやすい組織となった。IAレポートについても活性化して利用し、PDCAサイクルをまわすという意味では事例検討に活かせればよい。病棟、薬剤部に関しては素晴らしい管理体制であった。特に指摘事項は無い。
また、今回1131の同意書についてブラッシュアップをおこなったとの事であったが、次回の監査委員会の際に、定型的な侵襲的治療に関するブラッシュアップされた同意書を2、3例提示して頂きたい。
また、患者影響レベル0・1の報告について、レベル0の割合が少なく、レベル1の報告が非常に多い。レベル0の報告を増やすことが望ましい。
- 病院機能評価で指摘された鎮静やその他の項目に関しても、WGを立ち上げすぐに対応するなど、相変わらず良い病院だと再認識した。
- 薬剤部の金庫の管理がしっかりしていた。ただし、作業スペースが狭いと感じた。ICの同席については、医療者は患者の顔を見て、顔色など確認しながら説明して頂ければなお良いと感じる。
- 緩和病棟について巡視をおこない、非常に感銘を受けた。また薬剤部に関しても実際の払い出しの様子を確認でき有意義であった。
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7.監査結果に対する対応状況 |
- 講評1に対する対応状況
同意書については、次回の本委員会で提示することとする。
また、患者影響レベルについては、当院の判定が厳しく、他施設でレベル0としている事例も、レベル1として扱っていた。今回の講評により、判定基準の見直しをおこなった。その結果レベル0の報告割合は、前月比で2.5%から25.2%に増加し、レベル1は63.5%から46.6%へ減少した。
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